銀輪日報

本と自転車旅とB級グルメ

りんくうビーチ 90キロ5時間

フィリピン航空、通称PAL。すなわちPlane Always Lateと愛されるカトリック国家を代表するゆるふわ系航空会社があっさり破綻したニュースを見た。なぜアメリカに破産申請するんだ?

 

そんな疑問をいだきながら環状線を猛ダッシュ。日曜の早朝は車が少なくなかなか快適。東海市内で若干迷う。都度止まって地図を確認するのは若干ダルいが、ライドの楽しみの要素が増える気もする。新幹線のガードをくぐったら右折して常滑街道に入っておくと幸せだ

 

愛知製鋼からの街道沿いはローディのみなさんもいらっしゃる快走ルートだ。我がミュアウッズ君はアルミのキビキビ感はなくもっさり感はあるもののそこそこ走る。これが乗り味の違いってやつか。朝倉駅まで行ってから産業道路を越えてジャンキーストレート経由でブルーサンビーチへそして常滑街道をガーッて南下しりんくうビーチへ。45キロ。コミコミ2時間20分

 

7時過ぎのりんくうビーチは閑散としており、朝っぱらから愛を語り合うカッポーと、若い衆がたむろってる。手持ち無沙汰でウロウロしていると空港からゴォーって聞こえてきた。飛行機飛ぶの?と思って待っているとボーイングの中距離用ベストセラーB738が、いつの間にか秋の澄んだ空に赤字とジェット燃料を撒き散らしながら元気よく飛び出していった

 

帰りは海沿いの防潮堤をのんびり自転車散歩しながらお家へ。伊勢湾の向こうに見える鈴鹿山脈が今度遊びに来いよと僕を誘惑する。90キロ5時間。気持ちよく晴れた秋空のもとのサンデエ・モオニンにはいい感じのルートと距離感だ

 

f:id:trail7:20210909052924j:plain