銀輪日報

本と自転車旅とB級グルメ

博物館

九侯菜虫化蝶 自転車散歩で昭和日常博物館へ行ってきた(220319)

寒の戻りってやつ?今日は寒いぜ。風が強いしあまりでかけなくないけどとりあえずおフトン峠を乗り越えSPDサンダルに換装。レッツゴー! 矢田川→庄内川→合瀬川の川沿いだどって北名古屋市を目指した。特記事項なし。昨日の雨で結構水たまりが残っている。風…

雨水初候・土脉潤起 土器にドキドキあいち朝日ミュージアムへ (2202223)

雨水初候・土脉潤起 気温2℃チョーさみい。昨夜雪が降ったみたいで路面はウェット。ピカピカに掃除したチャリを汚したくなくターマックルートで清須方面へ。出来町通り→環状線(雪降ってきたよ)→赤とんぼ橋(っていうんだ初めて知ったよ)→信長ラーメン(今…

立春次候・黄鶯睍睆 名古屋市水の歴史資料館自転車散歩 (220213)

連休最終日どんよりとした寒空。昨日のグラベルライドで汚れたチェーン周りをパーツクリーナーとラグ一枚で清掃して注油。シフト性能が回復した。清掃だけでも変わるものだ。ブレーキパッドが摩耗しているのを確認しポチっておいた。来週交換しようかな。こ…

トヨタ産業技術記念館で繊維機械を理解した

厳冬期の出来町通りをマッハ4で巡航する。目指すはトヨタ産業技術記念館。1911年に完成した豊田自動織布のレンガ造りの工場の外観がなんかわくわくさせる。なんかデジャヴュ感があると思ったら富岡製糸場だ。自動車のイメージの会社だが日本の近代化を支え…

自転車歴史探訪(志段味古墳群で考古学にふれ、そして死生観に思いをめぐらせた)

外気温3℃。クソさみい。10年前香港全程馬拉松のついでにビッグ&トールサイズが豊富で有名なスタンレーマーケットで買い揃えたキナバル山(標高4095メートル)攻略用のカーゴパンツとウインドブレーカー、ハーフカットのトレッキングシューズを引っ張り出して…

瀬戸蔵ミュージアム (211017)

陶磁器の代名詞せともの。ようやく緊急事態宣言が開けた秋の週末、その瀬戸市の中心部にある瀬戸蔵ミュージアムを訪れた。 www.setogura.jp 陶磁器の製造工程や道具、歴史を網羅した専門博物館。普段興味がないド素人だけど一度は訪れる価値がある。当地瀬戸…

ド田舎の博物館に何が起きた!?宇宙科学博物館コスモアイル羽咋と憧れの千里浜なぎさドライブウェイとゼッケーの七尾城 210925

今日も気持ちいい秋空だ。金沢市街から約30km、2時間。憧れの千里浜なぎさドライブウェイに到着。バイク雑誌の定番企画、日本の走りたい道で絶対上位にランクされる名道だ。日本海の荒波に洗われ砂の粒子が細かく水を含むと固く引き締まることから普通…

ル・ブルジェ航空宇宙博物館 (180916)

下から仏ダッソー社謹製ミラージュIII.V(1965)垂直離陸の実験機。ノール1500グリフォン(1965)ラムジェットエンジン実験機。大ベストセラー機ミラージュIII.A(1956)。いずれもデルタ翼でおフランスらしいエレガント感を演出

パリ軍事博物館 (191201)

1923年発売のエニグマ暗号機。改良を重ね後にドイツ軍に採用された。そのややこしさは1.59億の1兆倍のパターンの組み合わせ(または1.59垓、1.59x10の20乗)にあり。気合と根性で総当りでいくなら、ざっくりルービックキューブ4つ分(43の百万の3乗もしく…

戦争は終った(ハッピークリスマス) パリ軍事博物館 191201

レジスタンスのジョン・マリンが当時発行していた『朝のニュース』紙が「戦争は終わった」と報じた。彼は後にフランス通信社(AFP)の社長を長く務めた。開放感溢れる紙面に錦の御旗ロレーヌ十字の三色旗が誇らしげに描かれている

佐原香取街道 Run10.42km + JAXA筑波宇宙センター + 航空科学博物館 (170320)

朝もやに包まれ古い建造物の立ち並ぶ佐原の街並みをジョギングで軽く流した。青空にはひばりが軽やかに鳴いている。目指すは香取神宮だ。初代神武天皇の御代、 紀元前643年創業。現在では全国に400のフランチャイズ網をもつどえらい由緒を持つ老舗だ。早朝人…

コカ・コーラ多摩工場&りっくんランド (160324)

一日19億杯も販売する世界最強のドリンク、コカ・コーラの多摩工場見学に参加した。工程内は一切撮影禁止の極秘ツアーだ。すごい秘密を解き明かすことになるのだろうという期待が高まった。まずは案内嬢によるパワーポイントでの工場紹介が約20分。グレート…

GoToベクレル原発銀座観光 (200919)

原発銀座の目抜き通り敦賀半島を吹き抜けるプルトニウムの風が心地よい。若狭湾のリアス式海岸沿いに点在するホワイトサンドのビーチは閉鎖され人影がない死の街で絶賛営業中のプロパガンダ施設、関西電力と日本原電のそれぞれの原子力PRセンターをハシゴし…

海上保安資料館横浜館 (191020)

赤レンガ倉庫近辺をウロウロしていたら工作船資料館なるものを発見。我が海上保安庁の巡視船と激しい銃撃戦の末、潔く自爆した弾痕だらけの工作船。自動小銃や通信機器、あこがれの金日成同志のピンバッジまで展示してある。敵チームとはいえ国のために散っ…

ジンスハイム自動車技術博物館 ドイツ連邦共和国 (181110)

自動車、戦車、トラック、航空機、バス、迫撃砲、チャリ、大型プレス、旋盤、自動オルガン、バイク、潜水艦、コンコルドにまぼろしのツポレフTu-144まで節操なく好奇心のおもむくままかき集めたお宝が満載のおもちゃ箱のような私設博物館。圧縮陳列で博物館…

ドイツ博物館・ミュンヘン (141115)

海洋、航空、宇宙、工作機械、印刷、製糸、鋳造、理化学、無線、写真、映像、コンピューター、楽器、鉱業、石油採掘と精製などマニアックな幅広いテーマの展示物に目が釘付け。なんかわけわからん部品レベルまで展示、解説をつけるこいつらのオタクさには敵…

パリジャン!リベラシオン勲章博物館 (191201)

「みんなの頑張りで首都はだいぶ解放できたぜ。最初の偉大な勝利だな。クソどもをパリから蹴散らすまでもうちょい頑張ろうぜ。レジスタンスに是非参加しよう。全員の力で敵を封じ込めるのだ。木を切って、塹壕掘って、バリケードを築こう。俺たちは勝者にな…

かがみはら航空宇宙博物館 (200627)

その歴史は大日本帝国陸軍が第二の飛行場として各務原飛行場を開設した1916年(大正6年)に始まった。ちなみに所沢の航空記念公園の前身、陸軍所沢飛行場は1911年に営業開始だ。その後川崎航空機が進出し街は繁栄していった。敗戦前の空襲により街はほぼ壊滅…

レオナルドダビンチ国立科学技術博物館 ミラノ (151031 )

16世紀の修道院に陣どった博物館の入り口は閑散としており、ぽかぽか陽気に誘われて近所のちびっこ達が無邪気に駆け回っている。そのゆるすぎる雰囲気にちょっとためらうも折角だからちょっと覗いていこうと10ユーロ払った。 展示物はオランダ料理のレシピか…

『惑星空間へのロケット』ヘルマン・オーベルト@サイエンスミュージアム・ロンドン (151107)

1944年9月8日ナチスのV2ミサイルがロンドンを襲った。その日彼はこう言った「ロケットは完璧に動作したが、間違った惑星に着地した」。1928年ベルリンの展示会に出品されたロケットエンジンを前に、「皆さんが生きている間に、人間が月面で仕事をする様子を…

スミソニアン航空宇宙博物館別館 (190505)

一世一代のアメリカ旅行もいよいよ最終日。小雨が降る肌寒い朝だ。ランファンプラザ駅まで地下鉄に乗り、そこからメトロバス路線5Aに乗車した。乗客は数人で途中乗車もなく意外とスムーズに運行された。市内を抜けると高速道路にはいり大きな国防総省の建物…

尾根幹~城山湖~湯殿川サイクリングロードと日野オートプラザ

2019.10.26 やっと天気の良い週末だ。こころなしか交通量が多い尾根幹は行き場を失った多くのサイクリストでごった返していた。その多くは尾根幹と小山田周回コースへ進んだ。途中冠雪した富士山が青空に浮かんでいた。季節が進んだなぁ。なんだかんだ言って…

第九陸軍技術研究所跡、通称登戸研究所 (160618)

古き良きあの頃。僕らは農作業小屋に勝手に入り込み、拾ってきた大量のエロ本や読み終わった週刊ジャンプ、軟式野球ボールとかゴルフボール。竹バットとか木で作ったゴルフクラブやビックリボール、ビー玉をずいぶんと溜め込んだ。そこは放課後の小さな社交…

エルサレム・シオンの丘にオスカー・シンドラーの墓を訪ねる (161209)

ナチ党員オスカーシンドラーは戦時経済下のどさくさにまぎれ軍需で一財産築いた小悪党。若え頃は単車レースに出たり、セールスの仕事をしたり、スパイ活動で死刑判決を食らったりプラプラするが、一旗揚げるべく30歳で工場を手に入れ会社経営を部下に丸投げ…

ダッハウ強制収容所 Kz-Gedenkstätte Dachau (141115)

わたしたちは、おそらくこれまでどの時代の人間も知らなかった「人間」を知った。では、この人間とはなにものか。人間とは、人間とは何かをつねに決定する存在だ。人間とは、ガス室を発明した存在だ。しかし、同時に、ガス室に入っても毅然として祈りの言葉…

パリ軍事博物館(アンヴァリッド廃兵院) (160131)

パリの地下鉄路線図は非常に見にくい。久しぶりにオレは色弱であることを思い起こした。普段殆ど意識することがないのは、配色時に色覚異常者への配慮もされているんだろうなぁ。おしゃれさんのデザイン先進国にしてはわきが甘いぜ。 地下鉄に乗り込むと、迷…

velib’でパリを駆け抜けルブルジェ航空宇宙博物館へ (180918)

2018.09.18 シャルル・ド・ゴール空港からパリの京浜東北線RER B線で市内へ向かって後悔した。各種媒体で注意喚起されている通りガラが悪く居心地が悪い。民族衣装を着込み出自を誇りにする中東・アフリカ・南アジア系でごった返し聞いたことない言葉で溢れ…

ロンドン・サイエンス・ミュージアムとロケット野郎バカ一代ブラウン博士 (151107)

サイエンス・ミュージアム@ロンドン 1944年9月8日ナチスのV2ミサイルがロンドンを襲った。その日彼はこう言った『ロケットは完璧に動作したが、間違った惑星に着地した』。1928年ベルリンの展示会に出品されたロケットエンジンを前に、『皆さんが生きている…

所沢航空発祥記念館 (20160626)

1919年フランス陸軍のフォール大佐を招聘し黎明期の航空技術の教えを受けた所沢陸軍飛行学校の跡地に建つ所沢航空発祥記念館。開館より20数年の月日が流れいい感じに枯れた施設だ。僕のようなニワカはまったくおらずのんびりと思うがままに展示物を鑑賞でき…