夜明け前の東山通りを猛ダッシュ。金山駅からリンコー!メーテツで行けるアメリカ、知多フォルニアを目指す。河和口駅を7:30出発。トヨタカレンダーは今日は稼働日、国道247号を通勤自動車がブンブン飛ばす。うーむ。日本の輸出を支えるトヨタ自動車様の力を思い知った。来世はぜひその一員となり日本経済を底辺から支えよう
それでも河和の街を過ぎると車が少なくなりまったり流す。せっかく知多フォルニアに来たのだからラジオはサンフランシスコの老舗ケーオーアイティーにチューンイン!ダイド姐さんのウマヘタ大ヒット曲サンキューがダルい感じで流れてくる。なんてぴったりな選曲なんだ?今日はいい日になりそうだ
のんびりでも小一時間で師崎(もろさき)へ到着。朝市の幟が見えたのでよってみたがハズレ、干物とか水産加工品買っても持て余すし早すぎて食事はないし。5分で見学は終わった。こういう場所は昼時に来ないとな。埠頭を流してみると水揚げ港らしい雰囲気がなかなかステキ
そして定番の羽豆岬でマターリ。ポカポカ陽気のもと穏やかな三河湾を眺めていると干物をつまみにビールでも飲みゴロゴロしたくなる。やる気が無くなる。重い腰を上げとりあえず羽豆神社へお参り、その足で展望台に登りその絶景にボーッとした
伊勢湾側は強風の向かい風。運動強度が上がってまあいいや。コンビニに寄って海を見ながらクリームパンといちごミルクをいただきカロリー補給する
野間崎灯台でお約束の写真を撮り程なく丘陵部へゴートゥーグラベル。知多半島の里山を縫うご機嫌なグラベルライドを堪能!また来よう。その後堆肥香ばしくかほる知多広域農道を淡々と北上する。田畑の続く丘陵地帯にただっ広い道が走る爽快ルート。知多半島は海沿いも丘陵地帯も二度美味しいお得な場所だ
高横須賀か太田川駅で手仕舞いしリンコーで戻るのが多分サイコウに幸せなはず。だが今日は自走で帰宅と決めている。東海市に入ると信号多くトラックや車も増えストレスフルな現代社会に引き戻された
事前に入念に引いたルートをたどりながら桶狭間古戦場公園へ。これがかの有名な桶狭間か。もっと険しい渓谷地帯かと思っていたけど案外まったり里山風景。案内板を読んでみた。今川勢は25000名の軍勢を率いて静岡からご出張、その間連戦連勝ヨユーだぜ。ま、このへんでお昼にするかと弁当広げて休憩していたらいきなりゲリラ豪雨。うわーっと思っていたら、いきなり織田勢2000名の急襲を受け敗戦。タイショーが討ち取られるまでわずか二時間。今川方はまさに訳わかんね状態だっただろう。超しょんぼり
一方の織田信長公は朝四時に桶狭間から距離的にわずか10キロ強しかない清州城を出発。当時26歳。勝ったから黙ってたけど絶対もうやけくそで突っ込んだに違いない。現代に例えると河村名古屋市長が中の悪い大村愛知県知事とリニアをとめて名古屋に嫌がらせする川勝静岡県知事に喧嘩売るようなもんだ。よお勝てた
教科書で数行で語られる歴史の一つだがその地に来てみて初めて分かることがあるんだな。ホームアンドアウェーは昔からホームが有利なんだなぁ。もし信長が出撃しなかったら後数日の命だったんだろうな
その後は有松の町並みを見学し、天白川を遡上し東山タワーをみつけホッとした。112.6キロ、幸せな一日でございました