銀輪日報

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サイクリングの熱中症対策(ネックガード付きインナーキャップ)

熱中症で敗退

7月19日名古屋→東尋坊(油坂峠経由210km)ロングライド計画のための試走を実施。今日は峠手前の美濃白鳥まで180km往復しようかと思い出かけたが、暑すぎて郡上で敗退を決心。国道沿いの気温表示は33℃、帰路熱中症で頭が痛くなってくるフラフラで犬山駅から輪行敗退(143km 5:45-14:30)。無事に帰宅してナンボ。良い判断だった。このルートは僕には無理だ

 

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ライドの振り返り

この季節、遅くとも午後イチにはライドを手仕舞いする必要ある。10時過ぎると暑さと日差しがきつく、だんだん頭がボーっとするめまいの前兆のような感じが強くなってくる。コンビニでこまめにガリガリ君スポドリ、お茶、菓子パンを補給するが体調の悪化をとめることはできなかった。もう飲み物も食べ物も入らない感じでいっぱいいっぱいになってきた

うなじへの直射日光が猛烈に暑いなぁと感じた。帰宅後調べてみるとうなじには動脈とか静脈が集中しておりかつ皮膚が薄い。うなじを直射日光から保護し血液の温度上昇をおさえることが熱中症対策に有効な手段の一つだということだ

 

サイクリストの場合、ヘルメットを被っているので頭部は直射日光に晒されずすむのだが首筋はむき出し。日焼けには気を配っていたが暑さ対策は全く考えていなかった。うなじ、首筋が弱点だったのだ

 

帰宅後ググってみると帽垂布(ぼうたれぬの)という帽子の側面や後ろに縫い付けられたひらひらの布が熱中症予防に効果があるとのことだ。映画に出てくる日本兵とか、キャディさん、幼稚園児がかぶっているような帽子。正直格好いいとは言えないが炎天下でのサイクリングでは格好よりも熱中症予防が優先だ

 

世の中いろいろな商品があるもんだ。すでに僕が欲しいものはアマゾンにあった。早速次のライドにそなえポチっておいた 

 

アイスノン 首もとひんやりループ 1個入

アイスノン 首もとひんやりループ 1個入

  • 発売日: 2017/03/17
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 
夏空のもとへ

8/2梅雨明け宣言翌日。真夏の青空のもと新調したサドルのポジション調整を兼ねて120kmのロングライドへでかけた05:30~13:30。先週と同じように8:30をすぎると気温がぐんぐんと上昇していく。途中で見つけた温度表示は33℃。先週と同じだ

 

インナーキャップはなかなか優秀でネックガード(帽垂布)で覆われるうなじがなかなか涼しい。布切れ一枚で体感温度結構変わるものだ。適度に吸水性があるようで汗が目にたれてこない。垂れの部分はあまり大きくないがうなじ部分を直射日光からしっかり保護するという機能を果たしつつ、色が黒なので目立たずかぶっていてもあまりダサくない、かつ風でバタバタしない絶妙のデザインだ。これはいい買い物だ

 

アイスノンはハズレ。水分がすぐに蒸発してしまい10分もするとひんやり感がなくなってしまう。途中でバッグにしまった。出先で貴重なボトルの水をこれに使うより飲んだほうがよっぽど熱中症対策になるよね。まあ一応お守りがわりにバックの中に入れておくか

 

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気になるサイズ感だが、身長188cm、帽子のサイズ60cmの僕でも窮屈感はなくフィットする。垂れの部分は約20cm四方。最初はこんな小さい垂れで効果あるのかと思ったが、髪の生え際のうなじ部分を保護するだけで体感温度が大きく変わった

 

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使ってみて気づいたが、手持ちのインナーキャップにハンカチを縫い付けるとか、安全ピンで止めるほうが安上がりだよなと気づいた。ま、2枚で1000円とそれほど高い投資でもなく十分効果を感じられたので買ってよかったよ

ベトコンラーメン

サイクリングにピッタリの昼食、愛知ご当地グルメ、ベトコンラーメンをいただいた。炭水化物、塩分、水分が美味しくいただけるサイクリング向け最強のカーボローディング。ああ日本人で良かった。スープまで残さず完食し正午過ぎの灼熱の濃尾平野を30km、90分余裕かまして帰宅した。熱中症対策は成功だぜ!

 

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