銀輪日報

本と自転車旅とB級グルメ

Rallye du Japon SS1 Toyota Stadium

 


まさにお前が言うなだが、木曜の開幕日に豊田スカスカスタジアムに馳せ参じるのはキモオタ&オッサン。まさにテンプレ的ラリーファン。駅前の広場で当日券をよゆーでゲット。広場には、セリカ、インプ、ランエボといった古き良き日本がまだブイブイ言わせてた頃のラリーカーが鎮座、未だにコレ?お前ら何年前?今もう売ってないだろ状態

プレミアムチケット完売の割にはスカスカのスタジアム、おそらく関連企業に押し付けたものと思われるが、トヨタ様の動員力低っ。寒々しい空の下、ウイスキー飲みながらスタートを待つ。愛知県警音楽隊によるダンシングの演奏が始まる。えっ?一応世界グランプリなんだしこういうのは、とりあえず君が代じゃないのか?という気もするが全然盛り上がらん。演出やっぱデンツー?

 

参加者は、Rally1のトップカテゴリでメーカー直営のいわゆるワークスがトヨタ様4台、現代自動車様3台のみ。あとはフォードフィエスタをベース車両に浸かっているプライベーターが2台。うーむ、スポーツカー自体がオワコン化してるし、閑古鳥鳴いてるわ

 

厚さ5センチのアスファルトを敷き詰めた特設コースで競技が始まる。ブリブリ排気音はそれなりに説得力はある。でもお利口さんにコーナーをこなしていくラリーカーはちょっとつまらん。やっぱ峠道を無茶しながらぶっ飛んでったり、途中でひっくり返ったり、どっかぶつけてベコベコになったりしてなんぼのもんだな。スタジアムレースはD1の方が絵になるね。なけなしの給料の殆どを突っ込んで、白煙上げてドリフトでタイヤを削る。どうよ、俺のドリフトかっこええだろ?という意味の無さがまた熱い

 

うーむ、落日のWRCを途中で抜け出し帰宅の途に就く。ま、つづきはユーチューブで見よっと。ま、これでとりあえずWRC?行ったことあるよ?とドヤ顔できるしそれなりに貴重な経験でございました。合掌

 

 

 

 

 

京は遠ても拾八里、鯖街道、針畑越え

Day1
外人はんようけ来てはりますぅ京都の街外れに無事見つけたぁ『鯖街道口、従是洛中』の石碑が鯖街道の終点やしぃ。こっからぁ18里先の若州小浜の起点めざすだけの簡単なお仕事ですなぁ。まずわぁ、鞍馬街道をがーゆうて登るんやぁ。旅の楽しみに、方言を味わうことも増えたぜ。日本語っておもろいなぁ。俺等は普段使うことのない尊敬の助動詞『~はる』は、やっぱ旅情を掻き立てる。言葉って味わい深いわ


叡山電鉄鞍馬線の終着駅の鞍馬でいきなり風情ある山門に出くわした。観光客もチラホラ。全く予定してなかったけど、折角だから寄ってみっか。途中ケーブルカーを発見、ここで足削りたくないし、乗っとこ。券売機で切符を買うと、御寄進票と印字されている。なんでなの?とおもいぐぐってみると税金対策なんだって、お寺に寄付した人だけがケーブルカーに乗れるという体裁。宗教活動への寄付だから無税なんだって。パチンコとかソープとか本音と建前の世界なんだね、よぉ出来とるわ。ついでにこの鞍馬山鋼索鉄道は日本一短い鉄道で営業キロはわずか0.191。いやー、棚ぼたラッキー。紅葉の美しい境内をブラブラしながら、なんやかんやで結局1時間ぐらい潰してしまった


鞍馬の集落を抜けると1.5車線の典型的な山道、まずは標高759mの花脊(はなせ)峠を目指す。路線バスがとおっており気を使うぜ。特に眺望は得られず淡々と上り詰めた。途中『花脊トンネル早期実現』の看板があり、いつもやだなぁと思いながらサッと通りすぎるトンネルは地元の人の思いがあってできるんだなぁ


そのさきは限界集落の山村が点在する山道、眺望は得られず淡々と進む。2番めの能見峠(653m)を超え、ガーッとダウンヒル。ぼーっとしてたら唯一の補給ポイントのレストランをいつの間にか見過ごしていた。いまから登り返すのめんどいし、見過ごすくらいだから営業してるかどうかわからん。ん~。おもったより時間がかかり13時半過ぎ、明るいうちに到着できるか心配だ。しょうがないのでもってきたパワーバー4本を一気食い600キロカロリーを補給。先を急ごう。


針畑川沿いに最後の上り、ええ感じの田舎道や。紅葉の広がる景色を愛でながらおにゅう峠に16:20着。やっば、ギリや。薄暗くなりつつある山道をびゃーと下る。グレーチングやら落ち葉やら結構ダルい。下りは下りなりに疲れるね。なんとか鯖街道起点へ17:30着、なんで街中の中途半端なところに起点があるんかと思ったら、鯖街道ミュージアムがあるわけね。


たまにはこういう田舎の和風旅館もいいなと思いながら投宿先で早々に寝落ち。よお寝れた

 


Day2


早朝から営業している魚河岸で朝食、何も考えず推しの刺身定食。ネタの鮮度にばらつきあり、書いてあるわけじゃないけど、小鯛とか、サザエとかプリプリの地元産と、サーモンとかヘナヘナの冷凍モンの食感が大きく異なることに気づいたのがいとおかし。店を出て、市場を歩いてみるとサバの串焼きがうまそー!でももう食えん。しまった、わざわざ鯖街道を通ってきて、本場の小浜に来とんのに刺身定食頼んでるなんてアホやわ、相変わらずミスった。今度から海産物は刺身定食はやめてなるべく地元の魚を食お
小浜の街を出て昔は有料道路だったらしい観光道路のオレンジラインに取り付く。ピーカンの青空に寒くも熱くもなくサイコーのサイクリング日和、昨日超えてきた高島トレイルや小浜の港を見下ろす絶景を堪能した


そして本日のメインディッシュ、若狭基幹林道。ずっと来たかったんだよな。ライトグラベルの最高のダート40%の延長22キロの林道。途中リアス海岸を見渡せる絶景ポイントも有り来てよかったよ。意外なことに誰もおらずバイク2台が追い越していっただけだ。途中鹿さんに遭遇、睨み合いの後吠えまくったら逃げてった


ダートで思ったより体力削られヘロヘロになりながら国道へ。脇道の廃道?発見。この道通れば嫌いなトンネル通らんでいいしこっちにしよ。と廃道を下る。無事国道までたどり着いたと思たら三方町が設置した防獣フェンスで通せんぼ、普通、ラッチを開けて通れるようになってるんだが、まさかのパッドロックが。おいおいおいおい。出られん。道の脇の案内板にも、どうしても通らんと行かんときだけ、ゲートを開けたあときちんと締めて通ってや。て書いてあるやん。5分ほどガチャガチャやってみるが突破は無理ゲーと判明。ま、俺も害獣みたいなもんやしな。当たらずといえども遠からずや、まぁええやろと素直に登り返す。これトンネルできる前の峠道ということに気づく。1時間ほどロスって峠の向こうのトンネルの入り口へ。世久見トンネル延長715m。3分。やっぱトンネル楽ちんやわ。


とかなんとかやってたらまた時間が厳しくなってきた。でも、あとは割と素敵な三方五湖を巡るゴコイチをこなし敦賀の街へ。ホテルにチェックイン後、荷物を整えスーパー銭湯へ。普段全く行かないけどサイクリングでクタクタの俺はチョー癒やされる。ジェットバス、気持ちいいわぁ。爽やかな夜風に吹かれ北陸民のソウルフード、8番ラーメンと生ビールで仕上げ。あっさりとした上品な味わいがカーボローディングにピッタリだ。大満足の一日だ

 


Day3


0624Hマキノ駅着。降車客はオレ一人。今日もええ感じの一日になりそうな予感。まずは湖西ナンバーワンインスタ映えスポット、メタセコイヤの並木路でカッペよろしく記念撮影。ええ写真撮れたわ。その後は交通量ほぼゼロのマキノ高原の田舎道を淡々と進む。首尾よく分岐を発見、通行止め等の表示はなし、黒河マキノ林道は結構な勾配、押したり漕いだりのんびりいこ、よくある峠みちで沢沿いに登っていく感じだ。ザクザクと落すち葉を踏み締め標高を稼いでいく、だんだんと紅葉が美しく染まっていく。大自然の中にぽつんと一人。まさにイントゥザワイルド、素敵な朝だ。


0840H峠付近へ到着、高島トレイルの案内板と避難所を見つける。高島市の市境、若狭国との国境の稜線を縦走するトレイルだ。一昨日越えてきたおにゅう峠もその一部だ。そして、琵琶湖と若狭湾分水嶺でもある。目指した黒河(くろこ)峠は少し切り通しになっており、生い茂る木々に阻まれ眺望はイマイチ。


準備を整えダウンヒル。ガレさん気味のミディアムグラベルで落車しないよう慎重に下る。シュワルベの耐パンクタイヤは滑りやすくポンコツ汎用クロスバイクでは若干もてあます荒さだ。フルサスペンションの高級MTBだとさぞかし、楽ちんだろうな。とはいえ、100%乗車可能で登り返しのない極めて上質なダブルトラック。楽しすぎてひゃっほぉ!と叫びながら森の中を駆け下りる。ポンコツバイクを乗りこなすのも楽しみの一つだよね


初めて取り付いたトレイルだが事前調査を念入りに行い、あえて輪行でマキノまで行きそこから、峠越えで敦賀に戻るというこだわりのコース設定が大当たりした。途中誰とも出会わず俺様専用トレイルだ


ふたたびチェーンの封鎖を越えた。Youtubeで予習しといた道だ。締まりの良いフラットで直線的な高速ライトグラベルでこれまたサイコー!


無事に降って敦賀の町外れに戻る、目の前には敦賀湾が見えてあとは下っていくだけ。楽しすぎて思わずガッツポーズしてしまった


まだ10時前だし、電車乗る前に着替えておきたいなと考えてたら、そうだ昨晩行ったスーパー銭湯行こ!と閃めく。朝っぱらから銭湯には思ったよりはそこそこのお客さま。でもガラガラ。ジェットバスに浸かって癒される。意外と湯船に浸かってられず100まで数えたらでよ。と頑張ってみる


そしてこの旅の締めは、敦賀ヨーロッパ軒のソースカツ丼。11時の開店ですでにたくさんの行列が、なんとか第一陣に間に合いすぐ着席できたが、30分以上待たされる大人気店だ。朝から生ビールでほろ酔い。お待ちかねのソースカツ丼は、ご飯に、とんかつ載せて、ウスターソース掛けただけ。ん~。スーパーの閉店間際のお惣菜コーナーでゲットした半額のアジフライにソースかけて食うのとあまり変わらん。ヨーロッパで6年修行した結果がこれか?ってきもするが、本店は7階建てのメルヘンチックなビルで「味のお城」と呼んでいるようだ。大したもんだわ。まごころと美味しさは北陸で2番がウリ、そのこころは一番はやっぱお母さんの味でしょって、薬缶のお茶といい昭和の洋食屋の良い雰囲気だわ


せっかくなんで気比神宮を参拝。由緒書で知ったのだが、北陸道総鎮守、越前一宮なんだね。敦賀っててっきり若狭地方かと思っとった。最後、敦賀港驛で記念撮影して港散策して敦賀駅へ。北陸新幹線開業でさぞかし沸いているのかと思いきや、駅前の表参道は9割が閉まっているシャッター街。ステキな街なんだけどな。またそれもよし
いつも安全マージンを20%ほど余力や時間を残したコース設定のつもりなんだが、今回はマージン使い切ってギリだな。最近あまりチャリ乗ってないし体力落ちた。鍛えなおさんといかんなぁ

 

 

 

ガレリアレーザーマウス分解修理

ガレリアレーザーマウスGLM-02の左クリックが効かなくなったので取り合えず分解、ん?ググっても固定ネジの位置がわからん。なのでこの記事をまとめておく。取り付けネジの位置はマウス裏面のソール用ステッカーのしたに4箇所、写真の通り、いじょ

 

マイクロスイッチの隙間から呉の接点復活スプレーをシュッと一吹き。無事復活

 

 

小松基地航空祭

憧れのフォルクスワーゲンのシールが貼ってあるゆるふわポンコツチャリで刈り取りの終わったあぜ道をのんびり流しているとエンジン空ぶかしの轟音が聞こえて来た。今年度防衛予算は3割増の6.8兆円だから景気いいぜ

 

 

開幕は泣く子も黙る教導隊の展示飛行だ。なんかダイヤモンド体型でお利口さんにぐるぐる回ってるだけ、ど素人の俺にはなにがすごいのかいまいち伝わってこない。ポンコツの昭和の名戦闘機F-15Jの垂直尾翼には「武士道〜Gardian」とか書いてあるし、ステレオから長渕流れてきそうなノリ。うわっコテコテやのう。せめてE.Yazawaにしてほしいぜ。なんかゼッツーにまたがりイキってる名古屋の暴走族と同じDNAを感じる。つまりオワコン。なんか来場者は五万人、味スタ一杯分だよ


時代はドローンじゃないのか?こんなんに大枚はたくより、1000ドルのカミカゼドローンのほうがぶっちゃけ役に立ちそうだ。そんなんより、新明和工業謹製のUS-2救難飛行艇のほうがクールだった。縁の下の地味な仕事

 

 

隅っこにF35Aが飾ってあった。艤装のモックアップかもしれない。一機200億円とかだからな。増税分が全部宗主国アメリカ様に吸い取られていくわけだから虎の子に大事にとっておかないとね。高額な文鎮のF35Aにありがたやと手を合わせた

ミニマル・イズ・ビューティフル

毎年おんなじ場所に咲く花が気になり、久しぶりにカメラを取り出しシャッターを切った。オウチ帰ってググってみると野アサガオっつんだって。逞しゅうございますなぁ

 

 

100均でゲットしたベルが思いの外ステキだ。ミニマル・イズ・ビューティフル。
最近いじるところがなくなってきた「ぼくのかんがえたさいきょうのじてんしゃ」が、久しぶりに少しパワーアップしたぜ。そろそろ山ぁ参りましょうか

 

 

台風上陸前に駆け抜けた紀伊半島ドライブ旅

ちょっとフンパツして、行けるうちに行ってみようと紀伊半島ドライブを決行。約900キロの自動車旅だ。デイワンのメインイベントは熊野川町の瀞峡めぐりクルーズだ。

未完の紀勢自動車道は対面式でトンネル区間が多い山間部を走るので結構疲れるし、見どころはない。FMラジオは条件よくてNHKしか入らないという未開の土地だ

とりあえず高速道路の終点の熊野着はお昼前。たまたま見つけた割りと当たりのピザ屋でランチして、本日の込み具合とか予約状況を聞いてみようと瀞峡めぐりの運営会社に電話してみたところ、先日の雨で川が増水のため運行中止だって。お~!電話してみてよかった。ヨユーのプランB、那智の滝へ。日本一の落差133メートルの滝はお見事。涼しゅうございます。確かに観光客は多めではございますが、市街化区域から遠すぎて程よい込具合。いい感じだわ

そして世界遺産熊野古道をちょっと散策。まぁ昔の道だよね。中山道妻籠宿とか馬籠宿とか石畳のそんな感じ。マーケティング上手だわ

猛暑の中ヘロヘロなので御浜町にあるフェアフィールドバイマリオットに早々にチェックイン。おお、なんか造りアメリカンスタイル。よお知らんけど。シャワーを浴びて清潔なベッドに飛び込んだ。貸出している輪行バックにいれれば部屋への持ち込みいいよ。って案内があるくらい人気サイクリング宿なんだろうか

翌朝は熊野古道七里御浜からありがたやと朝日を拝む。景勝地ではございますが正直冬の湘南海岸が一番やな。ディスるわけじゃないんだけどね。まぁ、足を運んで見るというのは大事だわ

今日も暑くなりそうだ。本州最南端の潮岬へ向かう。海沿いの国道41号は幹線道路で交通量多め。ブルーペイントの自転車通行帯の設定があるけど、ちょっと無理ゲー。爽やかな南風に吹かれて海沿いをのんびりサイクリングするって感じじゃない。オラオラ系ミニバンとかトラックがかっ飛ぶ二桁国道のクオリティだ。割とデスロード


本州最南端の潮岬観光タワーは閑古鳥鳴く昭和レトロの観光施設って感じで逆に新鮮。開放感あふれる海の眺めはいいもんですなぁ

近くのトルコ記念館なるもんへ寄ってみた。まったく予備知識なくググって見つけたんで行ってみたんだけど、この辺でオスマン・トルコ帝国の軍艦が台風の中座礁して600人くらい亡くなってしまう大惨事が起こり村人が総出で救出にあったんだって。んで、その恩返しとばかりにトルコ政府はイラン・イラク戦争のときに法人救出の飛行機を飛ばしてくれたんだって。なんか、情けは人の為ならずってことばを想起したよ

よーく解説をよんでみると、この軍艦はポンコツで本国でも日本行くの無理だぜ。と言われてたんだけどメンテするから頼むわとゴリ押しされたワケ。で、案の定、スエズ運河で2回も座礁。その後イスラム教国の宗主国としてあちこちの寄港先で大歓迎をうけるが、燃料足りずシンガポールで足止めされ、本国からの送金を待つというような割とグダグタな運営。で、なんとか横浜について外交の仕事こなしてさて、帰るべ。と思ったら台風。日本側から無理すんなよと言われながらも強行突破を図るが案の定進退窮まり、台風の中午後9時に座礁。目と鼻の先に座礁した岩が見えるんだけど、台風の中、夜に突破は無理ゲーってことがひと目でわかる。むちゃしすぎその後もオスマン帝国はパッとせず1922年に滅亡。とはいえ、原子炉3基が絶賛メルトダウン中の我が国もあまり人のこと言えんよな

訪問するまではまったく知らなかったことを知るというのは旅の醍醐味だわ。


本日の宿、ホテル三楽荘へ。ピークシーズンだけに結構いいお値段いたします。例によってレビューやらさんざんチェックして慎重に選んだ宿だが、昭和レトロ感満載。部屋は若干カビ臭い和室。うぅ。ホテルはやっぱマリオットというブランド価値を認識したよ

畳の部屋に和室、テーブルに座椅子に、座布団とどうでもいいようなモナカ。うーむ、失敗。落ち着かね。まぁ周辺のホテルもバブル期にバカでかい戦艦大和のような旅館を作りまくったちょっと寂れた熱海って感じ。オレコテコテの日本人やけど、和室ってもうあかんわ。床に座るとか布団しいて寝るのが疲れる。生活習慣は変わるもんだね


ディスリー。明日には台風がくるということで曇り空。逆に過ごしやすいわ。昨日は晴れてたけど眼の前の白良浜で泳ぐことはなく、なんか夏ってもう楽しめなくなったとおもったよ。9月下旬のちょっと過ごしやすくなったときに波打ち際を散策する程度で十分なのかな

チェックアウトして家路へ。和歌山って山ばっか。サイクリングで紀伊半島を回るっていうのも将来やりたいことリストにあって電車とか宿泊場所とかフィージビリティスタディしてたんだけど、優先度をぐっと下げた。まぁ、ぶっちゃけ行かなくてもいいレベル。その理由は、メインは国道41号で交通量多い。山がちでアップダウン多め。リンコーが不便。もしどうしてもこのエリア攻めたくなったら少なくとも酷道425(しにごー)を攻略してからだな


帰り道は渋滞があまりなく割と順調にすすんで、思いつきで11時前に道頓堀でお好み焼きいただく。バカでかいスーツケースひきづった東アジアからの観光客がわんさかいらっしゃって活気あるね。財布の紐緩めて爆買いヨロシク

帰りしな、近くのイオンモールによって台風7号にそなえて引きこもり用の酒をゲット。なんとか雨が降り出す前にレンタカーを返し終わった。翌朝和歌山に上陸した台風のニュースと横殴りの雨が振り付ける窓の外を見ながら一日ズレてたら随分印象変わったんだろうなぁとヨユーかまして夏の旅を振り返った

 

 

 

おくのほそ道むすびの地、水都大垣リビジテッド

猛暑に良かろうと水都大垣へ。今日はズルして借りモノのトヨタシエンタ。チャリは乗るが3列目のシートは乗車実際厳しいな


まんずは1535年営業開始の大垣城へ。やっぱ古いだけに石垣の造りが荒い。国宝化されていたが1945年7月末のアメリカ軍の空爆により焼失。もったいないことでございます。1959年に鉄筋コンクリートで再現されたのが現在の天守


中は資料館になっていて一番の目玉は、槍、弓、鉄砲が手で触れられる体験型展示。おお、コンパクトで割と扱いやすそう。平均身長160cmない当時に俺がタイムスリップしたら二丁火縄銃で大暴れできそうだ。生まれた時代が悪かったと思ったが、実際は竹槍すら持たされず着の身着のまま正規軍のまわりを金魚のフンのようにコソコソ動き回って死体から武器を奪ってワンチャンねらうが、数時間でいつの間にか戦死という感じなんだろうな。あいかわらず人生虚しいぜ


関ケ原の戦いの西軍の基地になったのがその歴史のハイライトでいろいろ有名な戦国武将の解説とかあったけどオレには刺さらず。兵装とか陣形とか軍団編成、兵站の解説とかなかなか他にない解説をみつけちょっと勉強になるぜ

ランチは、なぜか愛知県稲沢市発祥の岐阜タンメン。11:30にはもうならんでいる人気店。あっさりかつコクのある塩野菜系スープうまー。

あとは閑古鳥鳴く「奥の細道むすびの地記念館」。立派なハコモノは俺様専用状態。どーすんのよこれ?とオレが心配させていただくことじゃないな。静かな館内に流れる大垣市謹製のPVが割と素敵、OGK State of Mnd 大垣音頭 ver. とカモン大垣。よお出来とるわと、見入ってしまった

そして前々から気になっていた養老の滝へ。結構秘境で麓の無料の公式駐車場からだと徒歩30分と炎天下にはつらいのでズルして車で登ってもう一つの観光駐車場からだと5分也

結構観光客でごった返している人気スポット。涼しゅうございますなぁ。ま、その知名度に免じて一回来ときゃいいって感じのスポット。俺様専用行ったことあるぜマップにチェック。

帰りは名神、東名をながす。あれっと、気づいたのだが、名神・東名の境界は小牧インター。いつも利用する名古屋インターじゃない。ちょっとズレてんじゃない。なんでよ?とググってみるともともと東京から神戸まで一気通貫で計画があったんだけど、東海道にするか中央道にするかモメてだるいのでとりあえずどっちでもいいけど、まぁ小牧から神戸まで先に進めさせてもらいますわって感じなんだって。今のリニアとか北陸新幹線とか、あんま変わってないような。日本の伝統文化って感じなんですね。日々勉強でございますなぁ