銀輪日報

本と自転車旅とB級グルメ

覚王山自転車散歩

もう立春、春はちこうございますなぁというピリリと淡麗辛口の冷たい空気に優しいお日様がポカポカという希望にあるれる朝だ。ケッタマシーンで散歩しとこ

 

 

平和堂からは、モンブラン、乗鞍、御嶽山日本アルプス、おなじみの山々が雪を纏って青空に映えている。おもわず二礼二拍手一礼した。富士山の見えない、富士見丘とか、希望ヶ丘とか、自由が丘とかテキトーな地名が与えられたブルジョアジーニュータウンの丘陵を西へセレブリティー気取りの街、覚王山を目指す

 

 

とりあえず覚王山日泰寺へ。覚王っていうのはお釈迦様のことなんだってね。日々勉強でございます。営業開始は1904年とぽっと出だが、タイ王国からお釈迦様の遺骨の分骨を受けて創建されたんだって。ホントかよすげえな。本堂のお賽銭箱の両側にチェンライ象のオブジェが鎮座し日タイ有効の雰囲気を醸し出す。ありがたやと合掌

 

 

本日のメインアトラクションの揚輝荘は、松坂屋のオーナー一族の別邸なんだって。営業開始は1939年~。皇族・華族・政官財界の要人や文化人、留学生が往来する国際的な社交場だったんだって。下級国民の俺は本来シッシッと門前払いされる身分だが、現代ではありがたいことに無料で見学させていただける。合掌。金持ちの道楽っぽく、インスタ映えする見どころがぎゅぎゅっとまとまっており割りと名所。紅葉の季節なんかよさそうだよね。

意識高い系ライドレポートだとここで、おしゃれかつ隠れ家的なカフェでも見つけて格調高い香りの珈琲をいただくのだが、ありかわらず甲斐性のない僕はコンビニコーヒー片手にヘラヘラとそれなりに幸せな気分を味わった。帰りしな、アオキスーパーによって発泡酒をゲットし無事帰還。桜と紅葉の季節に再訪してみるか