銀輪日報

本と自転車旅とB級グルメ

本と自転車旅とB級グルメ

ふと目に入った絵馬の絵柄が攻めてる。お姫様が全裸で琵琶抱えてロッケンロール。なんでやねんと7年目のポンコツiPhoneでぐぐってみると、尾張国二宮大縣神社御神体はズバリ、お◯んこ。業務内容は、子授け、安産、縁結び、婦人病予防に関わる祈願サービス。境内には、よおこんなの見つけたわという、お◯んこ岩もとい姫石が鎮座。エロ神社?って感じだが、創建2000年を超える当神社においては、生命の神秘への崇拝という原始宗教的なものを感じた。現代的な価値観や、羞恥心とか、世間体とかめんどくさいもの全部取っ払って生物としての人間として考えてみるとお◯んこに帰結するというのも理解できる

 


とかなんとか相変わらずテキトーな思考を巡らせながら、ザクザクと奥の宮への登山道を踏みしめる。30分強で標高293メートルの尾張最高峰本宮山の頂きを踏んだ。山頂からは、御嶽山、白山、能郷白山と、メー駅摩天楼の眺望がひらける


気持ちの良い青空のもと山頂のベンチに腰掛け持ってきた文庫本の続きを読む。吹雪と氷と気まぐれな好天の中での20日間の壮絶な敗退行で、凍傷で手足を失い障害者となってしまう登山家の生への執念・執着が生命力として命をつないだ。『残される者を思えば、どんな無様なことになろうとも山から生きて帰るべきなのだ。帰ってこないとだめだろう。みんな、待っているんだぞ』を地で行く物語だ、続きが気になるがお昼時間になり下山。

 

 


ランチは調べておいたお店で名古屋名物、味噌カツ定食。うまっ。近くの青塚古墳へ寄ってみる。見事な前方後円墳ではございますが墳丘には登れず周りから眺めるだけ。県営尾張広域緑道をのんびり流しながら、日当たりのいいベンチで文庫本を読了し帰宅。これをもって今年の営業運転は終了。家に帰って調べてみると生殖器信仰ってのが世界各地にあるんだね。まだまだ知らないことばかりだ


今年はライド日数98日(前年比-3)、営業キロ3,655(-300)、観光・食事・休憩コミコミのグロス平均速度は、10.4キロ(+0.4)でございました。

来年も本と自転車旅とB級グルメモットーに生きていくのだ