七十二候ライドの第十二候、雷乃発声、雷がなり始める時期だと。全然そんな雰囲気なし、これはハズレっぽいな。今日は曇り時々晴れ、ちょっと早起きして五条川の桜を見に行こうと思ったけど結構寒くてプランB。なんとなく八事山の桜でも見に行っておこうかな
6時出発猫洞通~山手グリーンロードを駆け抜ける。早朝は空いていて気持ちいいぜ。起伏に富んでいて信号さえなけりゃなかなかいい自転車コースだ。名古屋大学、南山大学、中京大学、日赤病院とかある文教地区でなんとなくブルジョアジーな街並み
maps.meのPOIに載っていた名古屋大仏によってみた。
中国風?の特徴的な門構えでひっそりとたたずんでいる。緑豊かな境内はなかなか雰囲気があっていいね。設立は天文十八年、1549年。信長の弟、末森城(現在の城山八幡宮)城主の信行くんがお父さんの菩提寺として創ったんだって。織田家ってなんだかんだ言ってご当地ではリア充一家なんだなぁ
門の奥に尊勝仏頂尊の宝幢なるものがあった。ぶっちゃけちんぷんかんぷん。一ミリも意味がわからない。グーグル先生に聞いてみると「仏法のこと。仏法(仏の説いた教え)を、敵を圧倒する猛将の幢(旗ほこ)や旗印のことで説法があることを示すための旗ともいう」ということだがこの2本の石塔が旗印を模しているということなんだろうか。世の中わからないことだらけ
案内板を読むがなかなか理解が難しい。とにかく三匝すればいいんだな?って匝ってどういうこと?スマホでは変換できず雰囲気からしてこの塔の周りを三回廻るということなんだろうと廻っておいた。家で調べてみるとそのとおりだったよ。初見で理解できるひとってなかなか教養の持ち主なんだろうなあ
竹林を下ると名古屋大仏が鎮座していた。まわりに象さんとかお坊さんとかもおりなかなか異国情緒あふれる感じだ。
その大仏の前に諸行無常、諸法無我、涅槃寂静と彫り込まれていた。おお、諸行無常は知ってるぞ、祇園精舎の鐘の声だろ?あとの二つは何だ?
諸行無常→すべてのものは移り変わる
諸法無我→すべてのものはお互いに関係している
涅槃寂静→悟りを開くとそこには静寂な世界が広がっている
という仏教の教えを今北産業でギュッとエッセンスを絞り込んだ三法印というまとめだとのこと。知らんかったよ。
新たな知識を得て満足感が高い訪問だった。そして目的地の八事山興正寺へ向かった。
ここは大仏に五重塔、桜とインスタ映え要素が多い場所だ。たしかに桜は満開だけど本数はそれほど多くないね
これで帰るのもなんだか物足りないので、境内案内図を眺め総本尊なるものへ寄ってみた。なかなかいい感じの参道を抜け、女人禁制のゲートをくぐり、ありがたい大日如来坐像のある総本尊着。なんかよく見えねえぞ。オンアビラウンケンと唱えてください。と書いてあったのでとりあえず手を合わせ素直にオンアビラウンケンと唱えてみたよ。家に帰って調べたよ。いみは、おお地水火風空。という真言だとのこと、ちょっといまいち理解できてないが今のところこれ以上はやめとこ。そもそも何語なの?インド語系統?
しかし宗教は信者からの寄付で運営資金を賄っているのに女人禁制ってなんで?世の中の半分のマーケットをみずから締め出す。まぁよおわからんけど、いつかこれも含めてコネクティングドットされるかもしれないね
早朝6~8時の自転車散歩、観光客おらずなかなかステキな時間を過ごせた。名古屋市内は7時をすぎると車が結構出てくるね。やっぱ皆仕事かな?市内ライドは日曜が一番だね。
ポンコツクロスバイクに乗ってでかけ、季節の移り変わりや未知のことに触れる。これがいまの僕にとっての幸せだ。なんとなく、世界の車窓からのテーマソングを口笛で吹きながらマックスバリュによって朝飯とバーリアルをゲットして帰宅したよ。良い朝でございました
旅のアルバム
晩飯はヨメさんとテレビで見たスペイン料理やへ行ってみた。うめえけどクソたけー!