2019.09.22 81.7km
雨の予想が外れ爽やかな秋空の朝だ。一見そうは見えないがお昼過ぎから雨の予想。僕の頭の中のサイクリングコース・データベースから自宅発着、風光明媚、半日コース、ちょっとガッツリ足削りたいというキーワード群で素早くインデックス検索を行った
午前6時過ぎ無事出発、休日で交通量が少ない尾根幹を気持ちよくマッハ3で巡航運転。尾根緑道のベンチで一息ついた
僕のココロの原風景、丹沢山塊が映える。いい季節になってきたなぁ。戦車道路をのんびり流し、鑓水まできたら16号を八王子方面へ
天下の16号といえども、このへんはバイパスが並走しており比較的ノンビリとしている。敷居の高そうな洋風珈琲店をすぎると御殿峠、次の信号を左折しラージヒルを下る
JR東日本のドル箱路線、横浜線に突き当たったら左折し、東京造形大へ至る癒やしの田舎道をのんびり自転車散歩。シングルトレイルで鎌倉古道七国峠を目指すバリエーションもある素敵なエリアだ
城山湖へは、迷わず良い雰囲気の穴山林道をチョイス。ポアルージュ加工区間もある素敵なルートだ。途中で22%勾配の激坂で有名な雨降林道と合流する。雨降はネタには良いがその延長が308mしかないので一回行っときゃ十分レベル
湖畔の東屋からはいつもながらの開放感あふれる風景が広がる。城山湖は神奈川県企業庁管轄の揚水発電所の施設だ
夜間の余剰電力を利用して、相模湖から水を汲み上げて城山湖の水位を上げておく。みんながお休みになられているうちに電力エネルギーを位置エネルギーに変換しておく頑張り屋だ。そして需要ピークの昼間から夕方にかけてためておいた水で発電機を回転させ発電する、位置エネルギーを再度電力エネルギーへ変換するわけだ
その出力は25万kw。原子力発電所の四分の一の大きさを誇る巨大な蓄電設備なのだ
ここで折り返してもよいが今日はもう少し走っておきたい。尾根筋のワインディングロードをくだり城山の集落までゴキゲンなダウンヒルを堪能する
圏央道を乗り越え、神奈川県道513号経由でいわゆるマニア垂涎の険道515号をめざす。幅員わずか1.7mの秘境感あふれるアブナイ難所だ。車がこないのでサイクリングには快適なのだ
そして名所名手橋、橋長180m、幅員3.5mの吊り橋で営業開始は1964年以来、地域の生活道路として活躍してきた。僕は旅の思い出に名手橋を記念写真に収め達成感と満足感とともに家路に向かった
その他相模原地味な名所
鎌倉古道・七国峠
城山発電所ホームページ