銀輪日報

本と自転車旅とB級グルメ

グロッシュクロッツェンバーグ火力発電所 ヘッセン州・ドイツ 191124

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意識高い系環境先進国のドイツ。偉そうなこと言いつつも温室効果ガスモクモクでオワコンの石炭火力発電所が元気良く稼動中。とはいえ再生可能エネルギーが40%を超える。我が国は16%。なんだかんだ言って頑張り屋さんやのう。

ようやく山座同定に成功し気分スッキリ。フランクフルト空港の東30km。東京発便A側の窓に張り付いていると観察可能だ。ぜひ挑戦してみてね

ヴィットリオ・エマニュエーレ・ドゥエ通り モンツァ・イタリア 191128

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村の集会所、アレンガリオ。13世紀建造。ゴミで散らかる石畳を行き交うええかっこしい共和国の住民は美男美女、絵になる奴ばかりだ。かなわん。めんどくさいけど一張羅のダークスーツを纏って夕食へ向かった

カンプ・ノウ 150612

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独立運動で荒れるカタルーニャ州。欧州の応仁の乱、すなわちスペイン継承戦争で東軍ハプスブルク家を担いだが、ブルボン家に敗退。1714年スペインに併合され苦難の歴史が今日まで続く。東京府に併合され「都下」と見下され続けてきた我が多摩地区みたいなもんだろう

カタルーニャ語でMés Que Un Club、クラブ以上の存在がモットーのFCバルセロナは長年差別に苦しんできたカタルニア人のアイデンティティの象徴だ。スポーツと政治?もちろん思いっきり関係あるに決まってるじゃん。近代の事例では1969年サッカーがきっかけとなりホンジュラスとエルサルバドルで戦争が勃発した

14-15シーズン史上最強のMSN体制でスペインリーグ、国王杯、欧州チャンピョンズリーグの三冠をキメた欧州最強のクラブチームFCバルセロナの本拠地カンプ・ノウを訪れた。スタジアムと博物館見学に23ユーロ、3000円もするのかよ。まぁおノボリなので仕方なく大枚はたいて中に入ってみると、博物館には数えきれないくらいのトロフィーが飾られている。これは圧巻だ

そしてFCバルセロナの歴史やら昔のシューズやボール、ペナントがキチンと整理して展示されている。入場してわずか数分で世界最高峰の凄さに鳥肌が立った。 そしてVIPルームやプレスルームを抜け実際にピッチに向かう階段の右手には礼拝所が。サッカーと神は密接に関係するのだ。 僕も味スタ行く前に大國魂神社へお参りに行かないとな。階段を抜けるといよいよピッチに出る

10万人は収容出来ようかという観客席が壁のようにたちはばかる。ここを訪れた誰もが俺も一度はこんな場所でプレーをしてみたいと思うに違いない。 最上階の実況席からはピッチが一目で俯瞰できる。良く設計されているもんだ。その後ビジュアル中心の展示を抜け、最後にクラブの歴史の名シーンのビデオが上映されている。これをみた誰もがサッカーの素晴らしさに心が揺さぶられるに違いないほど良く構成・演出されたものだ。DVDがあれば是非買って帰りたい。くそ高い入場料にただのスタジアムとミュージアムの見学なんだけどなんだか来てよかった。味スタでは味わえない極上の経験だ

ル・ブルジェ航空宇宙博物館 (180916)

下から仏ダッソー社謹製ミラージュIII.V(1965)垂直離陸の実験機。ノール1500グリフォン(1965)ラムジェットエンジン実験機。大ベストセラー機ミラージュIII.A(1956)。いずれもデルタ翼でおフランスらしいエレガント感を演出

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