木曽谷を走る松本行きワンマン電車で江戸から六十九里、京から六十七里の木曽福島駅を下車。中山道福島宿の街並みはそれなりに雰囲気が残っているが宿場町は飽きてきたので自転車でスルー。温泉でも出りゃ、いい観光地になりそうなんだけどな。街を抜け黒川沿いを遡上する。R361はステキなワインディングロードで走りやすく調子に乗っていたら曲がり角を間違えて行き過ぎた。30分ほどロス。ま、こういう事あるよね。
新開の集落まで戻り飛騨街道西通りに取り付く。やったー!大好物の1.5車線の峠道。当然俺様専用。ピーカンの青空に紅葉が美しい。まさに映え!キング・オブ・峠道。標高1338mの地蔵峠には1728年に建立されたというお地蔵様が鎮座されている。超素敵な峠だ
峠で一休みしダウンヒルに備える。本日のレイヤリングは4枚。アンダーはコットン100%のTシャツとスタンドカラーに改造したサファリシャツ。ミドルとボトムウェアはポリエステル100%のジャージ。アウターは、ナイロン100%のウインドシェルという冬季装備だ。思ったより寒いので4枚全部着込む。後が無い。相変わらず崖っぷち
あれっ?ここ初めてでないようなデジャヴ感。脳内を高速インデックス検索してみると思い出した。カリマンタン島最高峰のキナバル山にクリソツだ!2012年に4095mのその頂を踏んだころが僕の人生のピークだったな。いやー、こんなところで思い出すとは思わなかった。
ライドを再開。ゼッケーの高原道路が続くが、天気晴朗なれども北西風冷たし。寒すぎて出力が上がらない。さっき温度計見たら9度。これなんかの罰ゲーム?最近基礎代謝が落ちたか普段も寒いんだよね。レイヤリング再考しよう。
美しい飛騨川流れ沿いに下っていく。スノーシェッドとか秘境感あるよね。楽しいけど寒い。途中高根乗鞍湖から野麦峠方面を望む。この山域はいい感じだよね。ホントは道路崩落で抜けられないんだけど特に交通情報なし。