銀輪日報

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僕の細道、奥伊吹・国見峠編 (221023)

近江長岡駅から分断県道40号をひたすら北上。目の前にはドドーンと滋賀県最高峰伊吹山(1377m)が鎮座している。のほほーんとした田舎道で交通量ほとんどない。色づき始めた姉川の清流の流れに豆腐メンタルが癒されていく。この道選んだ俺グッジョブ!

 

 

 

山村の集落は収穫とオクトーバーフェストを済ませ、静かに冬を待っている。清流沿いにキャンプ場があったりのんびりとしたステキなエリアだ。よく見るとやはり過疎が進んでいるようだ。大きい家のわりには車とか人が少なく活気がない。コンビニ、商店がまったくなく結構すむには大変そうだ

 

 

集落を抜け、本格ヒルクライムに取り付く。おお、好みのタイプの峠道。ガードレールとセンターラインのない1.5車線。木の葉や枝、落石が散らばり、自動車にはちょっと通行困難な感じがステキ。こういう道はやっぱ秋だね。春先は雪が残っていたり落石などで路面が荒れていて交通がより困難だ。秘境は秋。再認識した。すすきの穂が輝き、木々は少し色づき始めている。姉川支流の足俣川の渓谷沿いで割りと秘境感ありステキ。

 

 

暑くなってきてTシャツ一枚になり淡々とすすむ。10キロ。約2時間の登りで、ローディ1、モーターサイクリスト1、軽トラ老夫婦1というほぼ俺様専用峠道だ

標高840mの国見峠はジス・イズ・トーゲといった感じで峠の向こうに西美濃の山々の眺望がどーんと広がる。林野庁の設置した石碑があり、由緒書には、教如上人や宮本武蔵も通過した歴史の間道なんだって。国見岳の登山口があり岐阜ナンバーの車が5、6台止まっている。

 

 

ここで休憩、本日のパワーエサはヤマザキのミニチョコパン5個入と、英国労働者階級のエナジードリンク、ミルクティー。砂糖と脂肪分タップリのミルクを多めに溶かし込んでおいた。パンは失敗、潰れていた。食えるけどなんだかな~。ミルクティーはこの時期いい感じだわ。また今度も作って持っていこう

 

 

 

ウインドブレーカーを着込んで春日の集落までダウンヒル。あーあ、せっかく稼いだ位置エネルギーがディスクブレーキの熱に変換されていく。もったいねえ。

 

 

後に東本願寺を開いた教如上人は、関ケ原の戦いの一ヶ月前にこの春日村出身の27人の屈強な男が大垣に囚われている教如上人を救出、国見峠ちかくの蛇が岩に匿ったんだって。内戦中に敵のボスに会いに行くっていうのもちょっと不注意な気がするが、宜しくたのむわとかそれなりの目的があったんだろう。その「なぜ?」という肝心なところが書いてないんだよね。いつも。まぁでも黒澤明監督で映画化したら面白そうなお話だなぁ

 

 

この初夏、ハンガーノックで敗退した「ふるさと沙羅林道」の再挑戦を試みる。車の往来がない河合垂井線をすすむ。河合の集落を抜けようとしたところいきなりジ・エンド。全面通行止めの標識でとおせんぼ。まじかよ~!理由は落石・倒木のため、期間4月28日から当分の間だって。半年以上ほったらかし?でやる気ないやつ。手をつけるとしても冬を越した来年だろうな

 

 


強行突破か悩んだが、ここからさきは本格的な登り、ゼイゼイ苦労して結局敗退するのも空しいなぁ。ツイッターにも情報なし。うーん再び敗退決定!


PlanBは全く準備しておらず休憩しながら再構築。池田山を4分の3ぐるっと回って大垣の街を観光して帰ろう。渓谷沿いを揖斐川町までがーって降りる、あとは直感で南下。割といい感じの街道筋を見つけて幸せ。

 

 

 

昼飯大塚古墳、中山道赤坂宿へも寄ってみる。ライドグルメはちょっとミスった。注文したホイコーロー丼がしょぼい。ミニ丼?って感じで腹6合目くらい。健康にはいいかもしれんが、サイクリング中だとたりね。ま、いいや

 

昼飯大塚古墳は東海地方最大級だ。4世紀待つの作品。古墳の頂上からは、関ケ原伊吹山が見える割りとぜっけー。太古の昔からまさにマウンティングってやつだな。ダリい世の中だ

 

中山道赤坂宿はそれなりの雰囲気が残っているがこれといった観光名所もなくふ~んで通り過ぎた


こんな中途半端なところでやめたの?なんで?と思い、奥の細道むすびの地記念館を訪れてみた。松尾芭蕉って、俳人かつ紀行作家なんだね。今回の奥の細道の旅は東北と大垣にいる弟子たちに会いに行く旅なんだって。ど素人な俺はバックパッカーよろしく行けるところまで行こうという旅で途中、お金がなくなったか、病気になったか、どうしても帰らなければならない用事ができたためかと思ったよ

 

大垣には水運があって船町川港から、船で伊勢参りに向かったんだって。プチ勉強になりました。

 

大垣城は太平洋戦争での空爆にて消失。再建天守閣はパス。駅前の商店街はシャッター多め。地方都市ってこんなもんだよね。といいながら最近俺も通販ばかりだから文句言えないけど。こじんまりとしたコンパクトシティって感じですね

 

 

たぶん読むことはないだろうけど、奥の細道の出だしに感銘を受けた
「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。」、この意味を噛み締めてみた。ふと冷静に考えると年月日は単位が違うだけで同じではないの?って思ったりしたけどここをツッコむと無粋だと思い自制した。人生は旅であるということなんだな。

 

 

旅のアルバム