銀輪日報

本と自転車旅とB級グルメ

相対性理論の実践的考察

相対性理論では相対速度が早いほど時間の進みは遅くなる。いっぽうジャネの法則によると心理的な時間経過は年齢に反比例し速くなる。つまり年齢を重ねる毎に相対速度が落ちるということか。朝起きてからゴロゴロしながらテレビやiPadを眺めているよりも自転車に乗って相対速度を上げたほうが時間の進みが遅くなるわけね。今朝はそんな物理学的・心理学命題の検証を目的とした早朝ライドに出撃

 

 

まだまだ強烈な日差しの猛暑日がつづく暑い毎日ではございますが、暦の上では、立秋・初候、涼風至。矢田川沿いの堤防道路をギアを軽めに風を切って流しているとまさに爽やかな涼風、早起きは三文の得。高高度に流れる雲や、セミがうるさく鳴き始める静かな朝の鈴虫やコオロギの鳴き声に確実に秋を感じます。いとをかし 軍用シャツの胸ポケットにシンデレラフィットする双眼鏡をサッととりだし三国山、猿投山の稜線を眺め。そしてカワセミを観察した。野鳥観察って思ったより難しいけど、よい時間の使い方だな。サイクリングの副次的活動となるよう精進したいものだ

 

 

思いつきで名古屋気象台の激坂に取り付くがまさかの敗退。なんか誕生日にこのままモヤッとしたまま一年を過ごしたくないと呼吸を整えて再挑戦。攻略成功!ふぅ。まぁヤキが回ってきたな 余勢を駆って里山トレイル探索。建て付けは、自転車で来た無害なバードウォッチャー。ひゃっほうと危険なトレイルライドに来たのではありませんよ。皆様と同じく自然を愛する里山の参加者の一人でございます。って体裁。野鳥って見ようとするとなかなか見つからないもんだね。新しい取り組みだしまぁ焦らずに取り組んでみるか 久しぶりに行ってみるかと城山八幡宮公式参拝。ありがたやと合掌。総本山は鎌倉の鶴岡八幡宮じゃなくて大分県にある宇佐神宮なんだって知らんかった。鶴岡八幡宮は、京都の石清水八幡宮から枝分かれしており宇佐神宮からすると分社の分社、孫会社みたいなものだ。世の中勉強でございますなぁ

 

 

 

シメは平和公園の墓地の展望の良いところで名古屋都心方面を眺めた。ふと気づいたのだが墓地って意外と空きがあり過疎化が進んでいる。最近はお墓をつくるのは三割くらいなんだって。俺もとうとう50になってしまった。人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなりという尾張の英雄、織田信長公の愛した一節が脳裏に浮かんだ。これも相対性理論の一部だよね。しかしもう人生の終盤なんだよなぁ、高身長の大型動物の俺は生物学的に短命傾向にあるからもってあと20年という前提のもと出口戦略を考えておかないとなぁとシミジミと帰宅した。いやまてよ、相対性理論上、必死こいて自転車漕ぎまくれば相対速度は上昇しその分時間の進みは遅くなる。やっぱチャリを漕ぎ続けるしかないんだね