銀輪日報

本と自転車旅とB級グルメ

開湯1300年!粟津温泉総湯自転車散歩

今週末は世界で最も美しい湾クラブ会員の富山湾サイクリングの天候待ちでステンバイ。ありゃりゃ、前日の雨を引きずって朝から雨。こういうこともあろうかとPlanB発動だ

 

ぷらぷらとチャリを漕いで粟津温泉総湯を目指す。営業開始は718年の超老舗!プレゼンツby泰澄大師。こじんまりとはしているが清潔な共同湯は地元の方々がメインで顔見知りが挨拶してたりマターリとした雰囲気だ。ちょっと熱めのお湯だけど、慣れてしまえば長く浸かっていられる絶妙な湯加減。いやー気持ちいいぜ
 

 
 
さっぱりしたところでチャリをキコキコ木場潟へ。湯上がりに春風が心地よい。頭ん中のミュージックライブラリからのおススメ、ルイ・アームストロングの名曲ワトワンダフゥワーアーと悦に入って口ずさみクオリティ・オブ・ライフがストップ高。ちょーご機嫌さんだぜ
 
木場潟公園は一周6.4キロのランニング&サイクリングトラックが整備されている。時が経つにつれ沿道に植えられたサクラやセコイヤの木の根が育って路面がデコボコになることもなくフラットで非常に走りやすい。芝生も丁寧に手入れされておりインスタ映えするぜ
 

 

ビューポイントからは白山がどどーんと青空に映える。どうよ。案内板には標高2702メートルの白山は717年泰澄大師により開山。すげえなこの人何モン?登山家であり宗教家であり粟津温泉を開湯するマルチタレント。山にこもり修行をし悟りを得るという修験道のお坊さんなんだって。なるほどな。山登りって修行なんだな。興味ない人にはぜいぜい言いながら辛い思いして山ァ登って何が楽しいんだ?って感じだもんな。そのうち俺もチャリで峠を目指しながら突然悟りを開けるかも知れないな
 

 
シメはやっぱり石川県民とタイ人のソウルフード8番ラーメン。シグニチャーメニューの8番セットをいただく。あっさり上品な味の塩スープのたっぷり野菜ラーメンと定番の餃子。ブータンが提唱する新たな価値観GNH。すなわち国民総幸福量マックスで家路についた