銀輪日報

本と自転車旅とB級グルメ

雨水初候・土脉潤起 土器にドキドキあいち朝日ミュージアムへ (2202223)

雨水初候・土脉潤起 気温2℃チョーさみい。昨夜雪が降ったみたいで路面はウェット。ピカピカに掃除したチャリを汚したくなくターマックルートで清須方面へ。
出来町通り→環状線(雪降ってきたよ)→赤とんぼ橋(っていうんだ初めて知ったよ)→信長ラーメン(今日は素通り今度行ってみよう)→朝日遺跡着。約16キロ、一時間弱。信号待ちのときに自転車を降りてフレームの汚れを落としてみたら結構時間が足りないくらい。細切れ時間の活用だ。今度からポッケに布切れ入れていこうっと。

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まずは公園のように整備された朝日遺跡を散策した。貝塚、竪穴住居、高床式倉庫、環濠が再現されている。なかなかのんびりとした雰囲気があっていい感じだ。そして史跡貝殻山貝塚交流館に立ち寄った。この遺跡から発掘された2体の人骨が見どころだ。2000年の時を経て発見。綺麗に保存されて展示されるなんてこの人は結構幸せものだなあ。あとは貝塚の断層模型があるんだけど思ったより分厚い。貝殻をなにかに使用するために集めておいたわけではなく単にゴミ捨て場だったようだ

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じっくり遺跡の雰囲気を味わってから朝日ミュージアムへ。きれいな施設に展示室が2部屋。一部屋は大きなジオラマ、当時の暮らしをアニメーション化したビデオ、パネル説明で素人にもわかりやすく解説してくれる。これは秀逸。弥生時代(中国戦国~漢~三国時代)暮らしもも今もまわりの道具が異なるだけでやってることはあまり変わってないよね。土器や銅器、鉄器などの道具を造り、狩猟、稲作、祭祀、祈り、弔い、争い。やってること同じじゃん。意外と窮屈そう。やっぱアモーレ・カンターレ・マンジャーレ、愛して・歌って・食べてのイタリア文化が人類史最高だな

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この地方特有の円窓付土器に惹かれた。壺に丸い穴あいているが、なんのためか判明していない。こういうミステリーが残っていたほうが面白いよね。当時の人達は2000年後の未来の人が「はて、なんじゃこりゃ?」と使い方を悩んでいるなんて想像もしなかっただろう。こういうのが歴史の面白さの一つだね。あと銅鐸も展示されていて初めて知ったのだが、これ楽器なんだね。鐘。いやー勉強になります

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学芸員の方に声かけていただいて、キッズ考古ラボを説明してもらった。かしの木で作った鋤や鍬、椿の木で作った臼や杵に触れる。また石斧、鉄斧、装飾品なども身近に見られた。いつもガラス越しの展示なので意外と面白い体験だった。帰りは庄内緑地公園経由で河川敷コースをのほほ~んと帰宅。天気予報によると春はもうすぐそこまで来ている。いい休日でした

 

旅のアルバム

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今期最後の雪かなぁ

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