外気温3℃。クソさみい。10年前香港全程馬拉松のついでにビッグ&トールサイズが豊富で有名なスタンレーマーケットで買い揃えたキナバル山(標高4095メートル)攻略用のカーゴパンツとウインドブレーカー、ハーフカットのトレッキングシューズを引っ張り出して防寒対策。そろそろ新しいの買いたいなぁ
名古屋最高峰東谷山(198.3メートル)を目指しポンコツクロスバイクをキコキコ転がす。麓の俺様専用駐車場にチャリを地球ロックし登頂開始。久しぶりに履いたNBのトレッキングシューズ、右のくるぶしが痛い。あれぇ?なんでだろ。靴下が悪いのか?次は靴下変えてみよう
スポティファイでジャズをききながら山道を進む。意外といい!20分程度で山頂の尾張戸神社着、とりあえずお参りする。山頂自体が古墳とのことグルっと回ってみた。こんなのよぉ見つけたわ。今日は展望台からの眺めはイマイチ。名古屋の摩天楼の向こう遠くに冠雪した鈴鹿山脈が見えるが伊吹山は雲で観測できず
山ァ降りて、志段味大塚古墳へ。おぉ、すげえ。手間ひまかけている。建造は5世紀後半、帆立貝式古墳だ。前方後円墳が最もランクが高く、次に帆立貝だと。お墓までランクがあんのか、メンドクサ
周辺は公園になっていて古墳がいくつか残っているけど、古墳って言ってくれないと余裕でスルーしちまう。そして本日のメインアトラクション、体感!しだみ古墳群ミュージアムを訪問。入場料は控えめの200円。ワンフロアの小さな展示で、数人いたけどすぐに出てってしまいいつものようにヒマ人な俺様専用。じっくり舐め回すように見学していたら学芸員の方が詳しい資料を持ってきていろいろ解説してくれた。ありがたや
当地志段味は交通の要所で、通行税で富と権力を蓄積した。当時はフォロワーとかなかったので、死してなお我が偉大さを見せつけるけるための古墳建築に力を注いだ。今風に言うとマウンティング。くっだらね。大昔だからマンジャーレ、カンターレ、アモーレ、食べて、歌って、愛せよ、と彼らなりにお気楽にやってんのかと思ったぜ。人間社会ってやってることはあまり変わらんのう
人や家や動物を模した埴輪や食器、武器とか副葬品を見ていると、死生観って今も昔もあんまり変わってないかもね。って感じ。俺は死んだら人様に迷惑かけないようサクッと焼いてもらってそのへんに散骨してもらえば十分だな。墓とかいらんわ
とかなんとか考えながら家路につく。そういや俺は大きすぎるからは早死にするだろうなとなんとなく考えていたんだけど家に帰り、ストロングゼロをいただきながらググって見る
アメリカ国立生物工学情報センターの論文を要約すると「健康と長寿は、社会経済的地位、相対的な体重、定期的な運動、およびさまざまな健康習慣に強く影響される。ただし、動物と人間の統計的データは、体のサイズが大きくなると、寿命が短くなることを示唆している」その理由は、高身長の人は細胞数が多くガンを発症するリスクが高くなる。また生命維持に必要なエネルギーである基礎代謝が大きくなってしまう。わかり易い例でいうと一般的に男性より小柄で基礎代謝が小さな女性の方が長生きするということからもなんとなくわかる
俺の場合70まで生きればラッキー!その後はアディショナルタイムということで考えておこう