ガーミンを売っぱらってハンドルバーのデジタルデトックスを始めて早や2ヶ月。初めての土地への輪行での遠征もこなした。ついつい目が行ってしまう目障りな小さな液晶画面から開放され走りや景色に集中できるようになった。道路標識や地形や雰囲気を頼りにナビゲーションし、道に迷ったときは立ちどまってショルダーストラップにくくりつけたスマホを取り出しルートを確認する。まぁなんとかなるし新鮮かつちょっと楽しい
それでも僕は事前に見どころやルートを調査しガッチリサイクリングコースを作成し万全の準備をしてそれをなぞるタイプ。トラックをGPS機器に表示しそれを見ながらトレースしていくのは効率がいいのだが若干作業感を感じはじめたのがデジタルデトックスの理由だ。知らない土地を直感も活用してクロスバイクらしいのんびりと自転車旅したくなったのだ
試行錯誤の末、今の僕にあったやり方をまとめてみた
・ルートや見どころは事前調査したうえでサイクリングコースを作成しておきたい
・ただしルートを100%なぞることには固執せずある程度直感に任せる
・道間違えたなと思ったらコースを確認して自力でリルート
・地元のグルメ(定食屋でグーグルマップを検索するといい感じ)は事前に調べておいてマーキングしておく
・輪行時は大きなターミナル駅は避け、なるべく小さな駅で発着する
・複数のサイクリングコースの位置関係を把握して地理を覚えていきたいので一覧性がほしい
・観光や休憩コミコミ、グロスで15km/時でコース設定が基本
以下の手順でまとめていくと僕の理想に近くなったよ
①コース作成はRidewithGPSでkmlで吐き出し
②グーグルマイマップにインポートして、POIを追加して保存する。レイヤごとに一つのコースにまとめるのが良い感じだよ、下の方に多摩地区のリンクをつけているので参考にしてみて、これをレイヤごとにkmlでエクスポートしてmap.meへ転送する
③maps.meに取り込むとこんな感じに表示されるよ
POIはデフォルトでピンの色がすべて赤になってしまうので、グルメや駅とかは手作業で色を変えたほうがわかりやすいね。一つずつ取り込む手間はあるが右のようにブックマークを表示、非表示切り替えられて便利だよ。ポケットの中に自分だけのサイクリングガイドが完成だ。隣接するサイクリングコースを複数表示しておいて気分や体力に合わせてつなげてみるのも幅が広がって楽しいよね
参考までに多摩サイから行ける裏尾根幹、小山田周回、尾根幹ルートそして愛宕山周回コースをまとめてみたよ。地図にルートの線が引いてあって、オススメのスポットが登録されている。これぞサイクリングガイドだ。
一つのマイマップにレイヤーは10枚までだから地域ごとにまとめたほうがいいね。名古屋地区は完成したらまた都度公開していくよ
ハンドルバーにスマホを装着する気はないけどミノウラからスマホホルダーが発売されたね。レビューもいいし買うとすればこれに決まりかな。スマホをハンドルバーにマウントするとカメラの手ブレ補正機構がおかしくなるようだから悩むところだね。僕はショルダーストラップのポーチに入れて運用しようっと
オフラインで管理するならBaseCampだけどマイマップのほうが見やすく便利だね。メモ代わりにリンクだけ張っておこう。ガーミンマップからはとうとう卒業か
本当はスマホだけで完結できるのが理想だが現状無料でやろうとすると難しいね。この手のことは出来たら無料でやりたいしね