開放感あふれる雲ひとつない青空のもと三密を避けフラフラと出かけた。北西から吹き付ける強い風にフラジャイルなココロが折れ気味。これが伊吹おろしってやつか
僕は地域一番のヒルクライムルートに取り付いた。谷側の眺望がひらける絶景ルート、交通量は控えめでサイクリスト成分多め。紅葉を愛でつつのんびりと登る。ヤビツ峠を思い出したがクオリティはこちらのほうが上だ。山頂近くまで登るとGPSの地図になにやら興味深い道が表示されている。いわゆる稜線上の縦走路か?
奥多摩や奥武蔵でMTBトレイルライドやトレラン、ハイキングで培ったカンでこれは探索すべし!と脳から命令セットが発出された。なんとか電波を拾っているポンコツスマホでグーグル先生に聞いてみた。地図では確認取れないが多分つながっていそうだ。行くベシ。ま、ダメでも行けるところまで行ってみよう!
思いつきで予定ルートを逸脱することはほぼないのだが、ここまで片道50キロ、また顔を洗って出直すのもめんどくさい。トレイルには絶好のシーズンだし、いっちゃえ。めずらしく事前計画を大きく逸脱して急遽探索ライドに切り替えた
林道に踏み入ってみるとゲートで遮断された俺様専用高原道路。トーゼンご機嫌。路面はライトグラベルが基本でところどころガレまくり、雰囲気含めてサイコー!僕が世界ラリー選手権を誘致するならモリコロパークじゃなくて絶対ここにするぜ
林道が切れると稜線上のシングルトレイル、まさに多摩の2トレ。アドレナリンが吹き出しヒャッホー!分岐が結構あるが今日は初ライド、まずは縦走路を貫通することを目指す。慎重に地形を観察しながらなんとか無事GPSログの採取に成功。久しぶりのグラベルライドに疲れた。フルサスのマウンテンバイクが欲しくなる。でも年数回だけなので我慢
帰りは初めてのルートだが幹線道路を避けなんとか無事帰還。とりあえずメーエキの高層ビル街を目印にして針路を取ればいいから楽ちんだ
素晴らしい稜線上のトレイルだ。上りはゼッケーターマック、標高500~600mの稜線上の縦走路はご機嫌。押しあり担ぎなし。ヤビツ+赤ぼっこの一粒で二度美味しいルートだと覚えておこう