2020-11-02 → 2021-04-17up フォークの構造と材質について調べたよ!
よくサイトを眺めてみると2015年にこのFixing Boltの強度不足でリコール出しているね「弊社昆山工場にて2014年11月1日から2015年1月27日に生産された対象製品」とロット限定できているから安心かな
フォークの組立図面
ちなみに最新の19年モデルの図面と見比べてみてもほぼほぼおんなじ、僕の大好物の熟成された設計だね。枯れた技術ともいうがMTBにおいては信頼性が重要。キチンと情報を出せるというのもいいポイントだね。技術・品質に自信がないと情報公開できないよね。なかなかやるぞSRサンツアー!
僕のマウンテンバイクはずっとアパートの駐輪場で屋外保管。やっぱ錆びる。サスペンションがこんなんになっちゃった。赤錆は腐食させるとのことで強度低下がちょっと心配になってフォーク変えようかと思ったけど2万ほどするし結局そのまま今日に至る
嫁さんと名古屋名物モーニングに行った帰り道、ダイソーに寄ってみるとワイヤーブラシセットを見つけた!速攻買い物かごへ!家に帰って前から持っていたピカールと鍋磨きを持って近くの公園で作業開始。辛抱強くステンレスブラシで1時間ほど磨いたがほとんどサビが落ちない。正確には赤い粉が飛び散り少しずつ削れてはいるのだが刑務所の囚人じゃあるまいし磨ききるのは無理だと悟った
家に帰って工具箱に240番の紙やすりを発見!ぐぐってみると錆落としには良さそうだ。ダメ元で取り組んでみた。辛抱強く一時間半ほど磨き続けると、表面にびっちりこびり付いていた赤錆は綺麗サッパリ削り落とすことができた。メッキは剥がれてしまったが仕方ないだろう。腐食した感じは全くなし安心できた。SRサンツアーのホームページでこの材質を確認しようと思ったけど結局わからずじまい。鉄には違いないけど。とにかく頑丈な材料だ。さすが鉄は国家なり。
SRサンツアーのサイトに構造材はSTKM(S,Steel, T, Tube, K, Kouzou構造, M, Machineの頭文字)と明記されていた。日本工業規格JIS G3445:2010機械構造用炭素鋼鋼管。機械器具,自動車,自転車,家具,器具,その他の機械部品に使用する炭素鋼鋼管だと。まぁ、適切な材料選定に安心できた。仕上げはクロームメッキだと
しっかし重量が2725gかぁ。リジッドフォークに変更するだけで2kgは減量できるな。コレは大きいなぁ。しかしまともなリジッドフォークが売っていないんだよね。得体のしれない中華パーツばっか。
後はタッチアップで傷を目立たなくしてしまおう!ググってみると良さそうなのがあった。アマゾンだと¥470。ちょっとためらう金額だ。我らがヨドバシドットコムだと¥168。迷わずポチった!
タッチアップがどこまでうまくいくか。お金と技術はないが情熱と時間をかけて綺麗に仕上げよう。まずは商品の到着を待とう。ちょっと楽しみ
ついでにFDのタッチアップもやってみた。塗りムラが残ってしまう。スプレータイプが仕上げは良さそうだが、ペンのお手軽さも捨てがたい。どこまでこだわるかだなぁ
写真ではタッチアップ跡は目立つかつ、メッキの鏡面仕上げの再現は無理だがパッと見レベルだと全然オーケー!手間暇かけてメンテした甲斐があった。後は耐久性。またレポートするよ