銀輪日報

本と自転車旅とB級グルメ

外国見聞

ロマン主義的消費主義的欧州旅行の結末は

フィレンツェ発ミラノ行きの赤い新幹線フレッチャロッサ9544号は意外にも定刻運行でトスカーナの大地をかっ飛んだ。晩飯は老舗レストランへ行きリゾットアラミラネーゼをいただく。これ絶品。家に帰ったら自分で作ろう そんでガレリアの雄牛のチンポコかかと…

アサガオさんが旅行中の2週間生き延びたの巻(旅行中の水やり方法)

旅行中の水やりって悩みますよね。毎年試行錯誤しながら少しずつ改良しています。今回2週間生き延びたため保存版として残しておきますね。2週間不在にするってのはなかなかないですよね。 準備 ・バケツに水をはる ・ハンドタオルを縦に4つに切る(毛細管…

ネギを背負ったオノボリが永遠の都ローマでカモられたの巻

あれっ?おかしいなぁ、どこいっちゃったんだろう?ピン札で300ユーロキッチリ入れておいたのに綺麗さっぱり消えた。現金は全く使っていないんだけどどうしても思い出せない。俺も最近ヤキがまわっているからな、と一日の記憶を巻き戻した。あっ!ここだと問…

AF0291 KIX-CDG

今日の人々が外国への休暇にたっぷりお金を注ぎ込むのは、ロマン主義的消費主義の神話を心の底から信奉しているからだ。ロマン主義は、人間としての自分の潜在能力を最大限発揮するには、できるかぎり多くの異なる経験をしなくてはならない、と私たちに命じ…

ブルックリン橋 190502

深夜のニューヨーク市。アシックスの安物スニーカーを履きフットワーク軽く俺様専用ブルックリン橋を猛ダッシュ

ローマ空港B24番ゲート付近 (180913)

映画で見るような70sスタイルが返ってクールだ

ヴィスコンティ・ディ・モドローネ霊廟 カッサーゴ・ブリアンツァ 150605

北イタリアの村を散歩してその美しい佇まいに何気なく写真に収めた。後で調べてみるとミラノの貴族ヴィスコンティ・ディ・モドローネ家の霊廟だということだ。こういう邂逅も旅の面白さだ。

エツェル博物館・テルアビブビーチ 191126

その主役が自ら自動車爆弾でブッ飛ばしたオスマン帝国時代の町役場。1932〜1948年にかけて活動したシオニスト過激派イルグン、またエツェルとも知られる危ない連中の博物館だ。その信条は「武装ユダヤ人しかユダヤ人の国を守れない」「積極的な防衛」対英攻…

SBB CFF FFS (170613)

19世紀末、黄昏の清朝は欧米列強との不平等条約による半植民地化に苦しんでいた。圧倒的に不利な交渉条件下、慈禧太后すなわち西太后は『外政に携わるものは周囲からの誹謗中傷を覚悟しなければならない』と部下にハッパをかけた。百数十年後、僕はその言葉…

スペイン陸軍ブルーチ基地一般公開日 150607

雲ひとつなく晴れ渡り陽の光が溢れるカタルーニャの空、乾燥した風がさらっと気持ち良く快適だ。バルセロナの大学地区に駐屯する陸軍部隊の一般公開日を目ざとく見つけ訪問した 基地内の一角にティーグレ戦闘ヘリをはじめ、レオパルト2戦車、武装装甲車、兵…

コロッセオ・ローマ 150606

人類史に輝くローマ帝国の象徴だ。営業開始は西暦80年、5万人収容。コイツのおかげで愛すべきグダグタ共和国イタリヤがなんやかんや言って皆んなから一目置かれているのだ。

ロゼッタストーン・大英博物館 161217

紀元前196年の政府広報。発行体は古代エジプト、プトレマイオス朝。永遠のライバルドイツ軍に負けず劣らず負けっぱなしのフランス軍がナポレオンのエジプト遠征時に棚ぼたで発見。1801年イギリス軍が横取りして当博物館の人気アトラクションとなった。

グロッシュクロッツェンバーグ火力発電所 ヘッセン州・ドイツ 191124

意識高い系環境先進国のドイツ。偉そうなこと言いつつも温室効果ガスモクモクでオワコンの石炭火力発電所が元気良く稼動中。とはいえ再生可能エネルギーが40%を超える。我が国は16%。なんだかんだ言って頑張り屋さんやのう。ようやく山座同定に成功し気分ス…

ヴィットリオ・エマニュエーレ・ドゥエ通り モンツァ・イタリア 191128

村の集会所、アレンガリオ。13世紀建造。ゴミで散らかる石畳を行き交うええかっこしい共和国の住民は美男美女、絵になる奴ばかりだ。かなわん。めんどくさいけど一張羅のダークスーツを纏って夕食へ向かった

カンプ・ノウ 150612

独立運動で荒れるカタルーニャ州。欧州の応仁の乱、すなわちスペイン継承戦争で東軍ハプスブルク家を担いだが、ブルボン家に敗退。1714年スペインに併合され苦難の歴史が今日まで続く。東京府に併合され「都下」と見下され続けてき…

ル・ブルジェ航空宇宙博物館 (180916)

下から仏ダッソー社謹製ミラージュIII.V(1965)垂直離陸の実験機。ノール1500グリフォン(1965)ラムジェットエンジン実験機。大ベストセラー機ミラージュIII.A(1956)。いずれもデルタ翼でおフランスらしいエレガント感を演出

トランプ国際ホテル (190503)

4年間お疲れさまでした。よっ、大統領!

ウーラクーム・ノースデボン、英国 (180530)

人口わずか千人の最果ての地ウーラクーム。北大西洋の冷たい風と荒波が海岸線に打ちつける。ノースデヴォンの短い夜が明け、重たい鉛色の空は今にも泣き出しそうだ。典型的なブリティッシュウエザーの歓迎を受け実に気分爽快だ。こののんびりした田舎町に194…

AF1517 ジェノバーパリCDG (180922)

ブリティッシュ・エアロスペース社謹製Avro RJ85(1978-2002) 地方路線をつなぐ短距離離着陸機として146機生産された。リージョナルジェットなのに4発エンジンが特徴だ。現在では当然機齢は高い 事前に察知し時間的余裕があれば、神に…

天才ベートーヴェン様@タウヌスアンラーゲ・フランクフルト (170617)

「別嬪ネーちゃん達と3Pキメてゴキゲンだぜ。ガツンとくる曲書いてやるからその辺で待ってろ。お前らじゃなくて俺様が聞きたい曲な」ダサい宮廷音楽を変えたパンクロッカー、天才ベートーベン様。話しが合いそうなこの彫刻家と僕のおごりで駅前の魚民でホ…

パリ軍事博物館 (191201)

1923年発売のエニグマ暗号機。改良を重ね後にドイツ軍に採用された。そのややこしさは1.59億の1兆倍のパターンの組み合わせ(または1.59垓、1.59x10の20乗)にあり。気合と根性で総当りでいくなら、ざっくりルービックキューブ4つ分(43の百万の3乗もしく…

ベトナム戦争証跡博物館 (070310)

随分昔2007年の写真を見つけた。ネットを使いながら記憶をたどっていくとフラフラと訪れた旧サイゴンで見どころないなぁと思いながらまぁ寄ってみようと訪問したベトナム戦争証跡博物館の写真だ 当時僕は写真にも歴史にも興味ないノーテンキな日々をただプラ…

パルマ・デ・マヨルカ国際空港D83登場口 (180608)

中央ヨーロッパ標準時16:30過ぎ、とうとう諸言語で記載された苦情連絡先と遅延・欠航の補償内容の説明書が配布されはじめた。バルセロナ行きフランス航空4835便は定刻から3時間過ぎたがなんらキチンとした状況説明はない。足止めを喰らった大勢の旅客は搭乗…

ホテル コリングフィヨルド デンマーク (170616)

1904年に発行された世界初のクリスマス切手による資金集めにより1911年に設立された結核患者の療養所。1990年にホテルとして再オープン

モンツァ駅・イタリア (191129)

晩秋のモンツァ、11月は雨の季節。晴れ男の僕は気合と根性で20日ぶりに晴れをもたらす。ざまあみろ。非常に気分の良い朝だ。

EJU2785 (191129)

欧州の空の覇者イージージェット。上っ面だけの見えすいたおもてなしなどイラン。要介護のジジイじゃあるまいし。転んでも泣かない、自分のケツはキチンと自分で拭ける自立した大人のための格安定期航空路線だ。 ピーカンのロンバルディアの空の下、珍しく定…

ここが旅の始まり!

よっしゃぁ!今年も気合い入れていくかぁ! リオン駅・パリ どこ行こうかなぁ? ヴィクトリア駅・ロンドン やっぱ僕はこれで 多摩サイ起点の阿蘇神社!

真太陽時@ガブリエル・ロカ通り、マヨルカ島 180603

any mcmlxxviii カタロニア語で『1978年(設置)』temps vertader 同じく『真太陽時』 真太陽時から標準時への換算方法①二時間、夏時間なら一時間を足す②常にマイナス10分。これはグリニッジ標準時との経度上の調整③星座のシンボル近くに記載された数字を分と…

Kodak Moments 2020

やっぱ今年の一枚はこれしかねえなぁ! Government Warning 音楽って美しいなぁ シャーハアラヨット通り・エルサレム 161210

D1GP Tokyo Drift (141018)

慣性がタイヤ最大静止摩擦力を超えた領域での運転技術を競うモータースポーツ。豆腐屋のハチロクに憧れカッコいいドリフトをキメたい。わかりやすい情熱と可処分所得のありったけをぶち込み、闘志とタイヤを焦がしお台場に派手な排気音とスキッド音を夕暮れ…