銀輪日報

本と自転車旅とB級グルメ

外国見聞

戦争は終った(ハッピークリスマス) パリ軍事博物館 191201

レジスタンスのジョン・マリンが当時発行していた『朝のニュース』紙が「戦争は終わった」と報じた。彼は後にフランス通信社(AFP)の社長を長く務めた。開放感溢れる紙面に錦の御旗ロレーヌ十字の三色旗が誇らしげに描かれている

シャンゼリゼ大通りのクリスマス (161208)

フランス人ご自慢の世界で最も美しいシャンゼリゼ大通りを散策。仰るとおり綺麗だなぁ

シャルルドゴール空港ターミナル2F (161204)

僕は自由主義者。たかが一企業が勝手に作った階級制度なんかまったく興味ないね。航空会社が囲い込む上級会員様向けのラウンジでふかふかのソファに腰掛けてただ酒にありつけるわけもなく門前払い。上等だぜ。 いつもの三等硬座への搭乗案内までただっぴろい…

シャンゼリゼ・アーケード商店街 (161213)

1926年営業開始の老舗商店街。ここは天下のシャンゼリゼ。掘り出しモノとかおつとめ品などあるわけねえ。近づかんでヨロシ

イエナ橋・パリ(180916)

欧州の京都、パリ市民はこんな景観を汚すダサい建築物作んなと大反対。ま、万博終わったらすぐ解体な。と作ってみたらいつの間にかパリの象徴。絵になるなぁ

Meccano Chantier 5 modèles 8+Ans (200506)

ひきこもり週間にピッタリなメカノ社建設機械モデル。対象年齢8歳以上。なかなか手こずり四苦八苦、半泣きでなんとか完成

ジョン・F・ケネディの墓 アーリントン国立墓地・バージニア州 190504

緑映える美しい公園のような丘陵に静かに眠る英雄達。その中でも困難な時代を闘ったJFKは特別だ。大統領と共に訪れたパリの無名戦士の墓に感銘を受けた妻のジャクリーン・ケネディが要請し1963年11月23日の葬儀にこの「永遠の炎」に点火した

無名戦士の墓、凱旋門・パリ (191130)

Ici repose un soldat français mort pour la patrie 1914 - 1918 ここに愛国心に散った一人のフランス兵が眠る

ドゴール将軍像・シャンゼリゼ通り (180916)

1944年8月。パリ解放パレードで193cmの長躯をドヤ顔で威風堂々肩で風を切って闊歩するドゴール将軍。 その後も持ち前の俺様力でフランスを戦勝国として五大国の一角にねじ込み核保有し米ソ対立軸の第3軸としてめんどくささ、否、独自外交を展開した。 独裁…

ロンドンのポスター ストラスブール・フランス (160129)

全てのフランス人へ。シビれる一発喰らっちまったけど、喧嘩にゃ負けちゃいねえ。冴えねえ腰抜け政府がビビって降参。パリは占領されちゃってペコペコして情けない話だけどよお。んなの屁でもないぜ。 これは世界大戦だから味方は大勢いるぜ。そいつらが憎っ…

ヴォルドフ村 ドイツ・ヘッセン州 (161215)

胸で十字を切って献金箱に賽銭投げ込み拝み倒せば神の愛に恵まれ哀れな仔羊であるこの僕が犯した愚かな罪は赦される。これをカトリック教会が投資銀行よろしく証券化し売り捌いたものが贖宥状もしくは免罪符と呼ばれるものだ そんないい加減なことでお前ら本…

6月18日の演説、パリ凱旋門 (191130)

革命家気取りに反逆者、厄介者や半端モン、社会や組織になんだか馴染めずいつも冷飯を食らう抵抗勢力の聖地、凱旋門。ここに僕らの大将、ドゴール様の6月18日のラジオ演説のプレートが埋め込まれている。 曰く、「政府のお偉いサン達はドイツの圧倒的な機械…

ヴィクトワール1945 レジュリス・フランス (141120)

5月8日は大嫌いなアイツをやっつけた日。戦勝記念日として大いに祝わないとな。 つうかなんでお前ら戦勝国側にいるわけ?開戦早々ドイツ陸軍の電撃戦に蹴散らされてあっさり降伏、パリ陥落。親独ヴィシー政権が樹立。 ドイツが連合軍に駆逐されるまでのら…

救急病院の緊急事態 アンバリッド通り・パリ (191201)

パリの伝統行事デモとストライキ。人手と病床が足りずやってられるかと医療従事者がデモ。ゲーオタの僕は昔ハマったシムシティを思い出した 市民革命を経験した社会は強い。薩長に任せてもクーデター止まりで徳川が引きずり下ろされただけ。僕らはいまだオカ…

エールフランス航空293便 (161203)

僕は190センチの長身をゆったり伸ばしリラックスした姿勢で仰向けに横たわり、夜行便で照度が落とされたボーイング777-300型機内の薄いベージュ色の天井をぼんやりと見つめていた。「あぁ、ファーストクラスのフルフラットベッドはこんなに快適なんだろうな…

いちご畑よ永遠に@ニューヨーク中央公園 (190429)

一生に一回だからま、いっかとペラペラの財布の紐をほどきまくって大枚はたいた一世一代のアメリカ旅行。ついに憧れのニューヨーク!オノボリの僕は寝る間も惜しんでみっちりスケジュールを詰め込む。夜明け前にモソモソ起き出し、アシックスのスニーカーを…

デーベーレギオ4716 カールスルーエ行き (191204)

プロースト!と始まった宴会は、ヴァイツェンや地元産の赤ワイン、シュナップスと杯を重ねるにつれいつもどおりグダグダに荒れていった。僕は特別に用意されたバカデカいグラスのマグになみなみと注がれたストレートウイスキーを片手に立ち上がり見事飲み干…

ゲーテ通り・パリ (191203)

世話になった方々に感謝と別れを告げた。シメに上等のコニャックで最後の杯を交わしお互いの幸運を祈った。 眠れぬ夜を諦め早々に荷造りを終え気分転換に少し通りを歩いた。 夜明け前、初冬のモンパルナスの裏通りは凍てつく空気がピンと張り詰め薄氷が覆っ…

ミラノ・スパダリ通り(181116)

ミラノの大聖堂ドゥオーモ周辺を探索。僕のようなカモオノボリを目当てにアフリカ違法移民が「タダだよ」と言いつつ勝手にミサンガ売りつける。暇なので折角だからタダのミサンガを腕につけてもらう。途端に「10ユーロだ!」と抜かしやがる。僕は「タダって…

ダイナミック・トーキョー (150804)

南蛮かぶれの俺様は西洋人のフリして得意気にはとバスに乗り込んだ。その車内は米露英仏独豪伊西加という多士済々の陣容を誇る。そのまま有志連合を形成しならず者国家の一つや二つサクッと叩き潰してみせるぜ。白人様だけのグループの中、オレだけがぽつん…

エンゲル・タイヒ (151101)

ひさしぶりにヴォルドフ村の小さなホテルに投宿した。窓から眺める晩秋のエッセンの空はキリリと冷たく、そして通りは誘い込むような霧につつまれていた 日没までの小一時間、村を散策することにした。黒のジャケットをはおり両手をポケットに突っ込み背中を…

ソウル市江南 (140828-29)

死亡を含めた如何なる損害賠償請求に関する権利放棄書面に署名の上訪問を許される緊張の38度軍事境界線、板門店。小道の両側に小さなお店がところ狭しと並びガラス窓の向こうにお茶を引く薄着の売春婦が硝子を一斉に硬貨でコツコツ叩き潜在顧客の関心を引こ…

ディドゥロ大通り (160604)

「ムシュ、オレにもタバコ一本分けてくれよ」と通りの向こうから来たハタチそこそこのチンピラ二名に声をかけられた。 夜明け前のパリ、リオン駅前。肌寒く今にも泣き出しそうなどんよりとした空のもと俺はナイキのスニーカーに短パンとT-シャツ。アメリカン…

米海軍横須賀基地 (160320)

泣く子も黙る極東第七艦隊戦闘部隊の本拠地横須賀基地は治外法権の米国租界。入場ゲートの前で敗戦国民が長い列を作っていた。我々日本人はどうでもいいのだがバカでかい望遠レンズを装着したニコンを片手に結構中国人が目立つ。仮想敵国民にもフレンドリー…

カイザーブルク - 皇帝のいた街 (160210)

生まれてこのかた住所と電話番号が変わったことのない生粋のジモティ、オスカーさんにニュルンベルクをすこし案内してもらった。 第二次世界対戦の空爆でぼこぼこに壊滅したが、みんなで頑張って中世の街並みを復興させた絵になる街なのだ。昔ながらの由緒正…

ジンスハイム自動車技術博物館 ドイツ連邦共和国 (181110)

自動車、戦車、トラック、航空機、バス、迫撃砲、チャリ、大型プレス、旋盤、自動オルガン、バイク、潜水艦、コンコルドにまぼろしのツポレフTu-144まで節操なく好奇心のおもむくままかき集めたお宝が満載のおもちゃ箱のような私設博物館。圧縮陳列で博物館…

インテル1-ローマ0 (151031)

9万人収容のサンレモスタジオはインテルファンで埋め尽くされていた 切符売り場でお前はどの席が欲しいんだ。と問われオレは、当然ホーム側に決まってんだろインテル側ね、とお願いしても、なに言ってんだお前、はあ?となかなか通じない意味がわかった。スタ…

浦和 0 - 長崎 0 (180805)

「えんどぉー、えぃえぃえぃえぃえぃっ」新宿FACEの特設ビアガーデンリングに大喜びの観客の声援が木霊した。演出?やらせ?上等だぜと言わんばかりの場外乱闘に大袈裟な大技が炸裂した デイ・ワン 五反田の場末のキャバクラで飲んだ安酒トリスウイスキーの…

ドイツ博物館・ミュンヘン (141115)

海洋、航空、宇宙、工作機械、印刷、製糸、鋳造、理化学、無線、写真、映像、コンピューター、楽器、鉱業、石油採掘と精製などマニアックな幅広いテーマの展示物に目が釘付け。なんかわけわからん部品レベルまで展示、解説をつけるこいつらのオタクさには敵…

トランザヴィア3931便 マッターホルンを見下ろした (190703)

マッターホルン(4478m)初観測。北壁と東壁。上から見ると随分ずんぐりとイメージが異なる。それでも勇壮な山容だ transaviaテルアビブ発パリ行きA座席。モンテローザとモンブランは雲の中。次回があれば宿題。オルリー06滑走路に着陸。遠くエッフェル塔とパ…