銀輪日報

本と自転車旅とB級グルメ

奥三河国定公園茶臼山高原&弥富野鳥園探鳥会

星期六。敗退上等でリンコー袋を背負って出撃。目指すは85キロ先の愛知最高峰茶臼山高原だ。夜明け前なのに昭和規格の県道58号、クソ狭く街灯のない名古屋豊田線にはトラックがかっ飛んでいて萎える。段々と朝焼けが燃えてくる。美しい。2型2色覚の色覚異常の俺も感動した。よく考えたら、RGBのGのセンサーが欠落していても朝焼けは赤色だから関係ないのかな?しかし俺が見ている木々の緑ってなんだろうか?これはこれできれいなんだけどね。

 

 

 

矢作川を越えやっと本格的な田舎道。里山を縫うように走る飯田街道153号線を流す。しかし、ここも交通量多め。土曜の朝にダンプがかっ飛ぶ。ヤメテ。名もなき峠を越えるたびに空気が冷たくなっていく。そして最初の難所伊勢神トンネル1245mを抜けるとおお、なんか奥三河って感じ

 

 

この辺の住宅ってバカでかく10LDK、広い前に、蔵もしくは納屋がある。いままで蔵って我が一族の財産を自慢するためにあるのかと思っていたけど気づいたよ。冬をこすためだ。今でこそスマホでポチると届けてくれるけど、昔は買い出し行くのも一苦労な山村だ。生活物資を溜め込んでおかないと大変なことになるんだろう。数軒に一軒は空き家っぽい。過疎が進んでいてあと2、3世代も下れば、廃村になっちゃうんだろうね

 

 

交差する国道257号線に進路変更しても交通量多め。ちょっとダリい。ここまでローディ1名様。あまり良いサイクリングルートじゃないかな。案内標識を見て県道80号、東栄稲武線へ。ここはステキ。眺望はないけど清流沿いのクライム。いやー心癒される。途中に小さなクリークを発見、冷たい水が気持ちよか

 

 

茶臼山高原道路は標高1100m前後の稜線を走るスカイラインって感じでゴキゲンだぜ。空の青さが濃い。ここはありだね。来た甲斐があったと言えるが、ただアプローチが遠すぎるぜ

 

 

12時前に目的地の茶臼山高原スキー場エリア着。お腹ペコペコでとりあえず、本日のランチ、おでんランチをいただく。ヤマメシって感じ、下界でいただくどいまいち感満載なんだろうが、消耗した身体に染み渡りオイシー!パワー70%まで復活。カロリー足りないかと思ったけど意外と最後まで持った。

 

 

観光リフトで空中散歩。なんかのんびり気持ちいいな。芝桜の丘には展望台があり、360°見渡せる。周り全部山。目玉は南アルプスなんですが、雲かかっていて稜線が見にくいぜ。気持ちのいい天気で必要以上にのんびりしてしまい。出発は2時。帰宅困難。ここまで来ると飯田まで下るのが一番早いのだが、電車で名古屋まで4時間以上かかる。これはこれでダルい。ま、イケるとこまでいって中央線か、メーテツで輪行しようと下り始める。

 

 

帰り道は矢作川水源のある長野県根羽村を通る。これはこれで生活には大変そうな村だ。ここまでくればとにかく矢作川沿いに下れば豊田まで行ける。交通量少なく川の流れを見ながらのゴキゲンな下り基調のワインディングロードをマッハ6でかっ飛ぶ。途中コンビニ一切なしの一歩間違えればデスゾーン。バックに詰め込んできたキットカットで燃料補給しつつ、下界へ。

 

 

 

夕暮れが迫り渋滞にハマる。ダリい。街灯少なくあぶねー。歩道は、スマホゾンビ姐さん。さっさと成仏しろ!とか、部活帰りの無灯火逆走少年少女とか、爺さんが歩いていたりとか、いきなりトラロープ貼ってあったりとか結構ケイオス。自走は中止、日没敗退決定。名鉄豊田線梅坪駅から数駅リンコー。7駅、15キロ、ワープ。名古屋まで戻ると街灯があり快適ではないがまぁ走れる。ダルい区間はサクッと輪行。今度からそうしよう

 

本日のマイレージは帝国測量系で101.7マイル。獲得標高2560m。センチュリーライドは今年はじめてかな?ガッツリ走ったね。お腹いっぱい

 

星期天。弥富野鳥園の探鳥会へ。ダルい市街地走りとうないので蟹江までリンコーでワープ。関西本線は単線で1時間に2本のやる気モードゼロ。30分近く待ってられないので急遽近鉄線へ。車窓からは平地に延々と住宅と田んぼが流れるベットタウンだ。なんか高崎線の上尾あたりの埼玉県の雰囲気を思い出した。

 

蟹江駅前通りは寂れていて特記事項無し。西尾張中央道を南下する。走りやすくて意外と快適。事前に調べた飛島村観光協会のHPのとおり、なにもねえ。田園風景と金魚園、名古屋港をまたぐトリトン橋の撮影スポットくらい。ちょっと時間があるので撮影スポットへ行ってみた。なんか横浜ベイブリッジ大黒ふ頭からの景色に似ていてインスタ映えスポットだ。朝っぱらから白のGTRが4台をかっこよく並べて撮影会をやっていた。オーナーは20代?この車1200万はするぞ、お前らカタギ?

 

弥富野鳥園の探鳥会には老若男女45名も集まった。いやー、いるもんだね。普段立ち入りできない深池をぐるっと廻るサンクチュアリを2時間散策した。トビやノスリが上昇気流にのって空高くくるくる舞っている。優雅だなぁ。アホズラさらしてボケーっと青空を見上げるっていうのがいいんだなということに気づいた。普段空を見上げるってないもんな。鳥合わせでは34種が観察できたんだって、おれ多分5種くらいしか知らんけど

 

観察フィールド自体は琵琶湖の湖北野鳥センターの方が好みだ。専用のサンクチュアリよりも、田んぼを散策しながら野山や湖を眺めてギュッとバラエティに飛んでいて面白い。各地の野鳥園の探鳥会を探して参加してみようっと。今度は名古屋競馬開催中に来よう。

 

 

 

ランチは1号線沿いの富士岡。よくある老夫婦経営で70sの喫茶店ていう感じだ。珍しくタバコOKで地元の古老の集いの場所となっているようだ。僕はシグニチャーメニューのトンテキ定食をいただく。ご飯大盛り。うまっ!見知らぬ土地の定食屋で看板メニューをいただく。気分は孤独のグルメ。幸せな気分で近鉄名古屋線富吉駅からのんびりとドンコでリンコー。本日のマイレージは20マイルちょい

 

俺様専用行ったことあるぜマップに新たな軌跡を残せて充実した週末でございました

 

 

 

 

二之瀬越~鞍掛峠 221008

峠の下りで必要だろうなぁと今季初めてアウターを準備。津島街道沿いに尾西の海抜ゼロメートル地帯を西へ、特に見どころはなく、交通量はそこそこあり移動作業って感じ。木曽川に架かる東海大橋まで一気に進んでちょっと休憩。大分近くなってきた養老山地を眺め、はて?二之瀬越ってどこ?と山座同定しておく

40キロ強、3時間かけてようやく二之瀬越へ取り付く。ここまでのアプローチはちょっとダリいな。しかしこの南濃北勢線に入った途端。交通量は激減。片側は崖で展望の良い峠道あらわる。モーターサイクリストが気持ちよさそうに流していく。いやー正直、チャリよりもバイクの方が気持ちよさそうだ。ガチローディの集団はやっ。全然かなわん。つうか、クロスバイクで登る酔狂なやつ全然おらんぞ。

景色を楽しみながらのんびり登っていく。名古屋から自走で行ける最高の峠ナンバーワン認定しよう。標高は420メートルでゼッケーの割には大したことない。

庭田山頂公園からもゼッケーを楽しめる。本日は残念でしたが北アルプス、乗鞍、中央アルプスが拝めるんだって。今年もう一回来よう

いなべ側に下ってみたが裏二之瀬越は林道っぽく眺望なしでつまんないね。ライドグルメは調べておいた老夫婦経営のだるま食堂。つうかほかに選択肢ほとんどナシ。特に名物メニューの設定がないため日替わりランチを注文。生姜焼き定食。サイクリング中だからいいけど、ちょっと味付け濃いぞ。ふと気づいた。このお店の常連客は農業とか林業とかの肉体労働者が多いのだろう。だから味が濃いほうが好みになるんだな。たぶん。あと味噌汁は赤だ。先週滋賀いただいたとりやさい味噌鍋は白味噌。今度からちょっと注意して観察してみよう。食後にドリップコーヒーをいただき、のんびり再出発

周りが山に囲まれプチ信州風の景色のいなべの田舎道を北上し、鞍掛峠へ取り付く。国道306号線だけあって結構高規格道路。モーターサイクリストがぶっ飛んでいく。いいなぁ。鞍掛峠は標高620メートルくらい。あまり眺望はなく峠の下をトンネルで抜ける構造。旧道はまったくない。ちょっとイマイチでございます。湖東への下りは途中に多賀鉱山があり週末なのにトラックがかっ飛び、土ぼこりを巻き上げていくサイクリストには優しくない道だ

ガーッって下っていくと多賀大社。ちょっと寄ってみると割と素敵な感じ。言葉が近畿圏って感じがするよね。なんとなく鈴鹿山脈の東が東海で、西が近畿って感じがする。去年のビワイチでひこにゃんとかもう行っちゃったし彦根の街はパス。乗り換えがめんどくさいから米原駅までダッシュ。15:30分発大垣行きで家路についた

次は二之瀬越~旧石榑峠(いしぐれとうげ)で今年の重点攻略エリアの鈴鹿山脈越え3回めでシメよう

 

立秋過ぎたらグリスアップの季節にしよう(&BB交換) 220927

いやー今回のギシギシ異音沼。結局一丁目一番地のボトムブラケット交換を決めた。BB-UN300 Φ68x113mmを購入。アマゾンで1,455円也。

 

月曜日に発注したら日曜日には対応していなかった当日お急ぎ便になっていた。ありがたいことだな。せっかく届けてもらったので翌朝、BB交換の儀。気のせいか、シマノ製のほうが精度があって組み付けやすい気がする。ついでにチェーンリングもバラしてグリスアップ、クランク、ペダル軸へもタップリグリスアップ。丁寧に作業してコミコミ30分。これでもうギシギシ音とはおさらばだろう。たっぷりグリスアップしてチャリ漕いでみるとなにかうるおいを感じるよね

 

BBは左、右の順で取り外し、右、左の順で組み付けるのが正しいお作法

 

今回の異音沼で学んだことは、やっぱり異音は何らかの異常があるからなんだな。今回はBB、クランク周りが固着寸前でグリス切れ。大事に至らず良かったよ

 

サイクルベースあさひでクランク取り外し工賃660円

・コッタレス抜き取り付けネジがツルツルになって廃棄処分となった左クランク 1540円

・BB交換 1455円

合計3600円ほど。なんだかんだで金かかった

 

 

コッタレス抜き治具は、手でねじ込むのが基本だね。硬いからと言って工具を使って力をかけてねじこむとクランク側のネジ山が負けてしまう。経験だわ

 

あと手におえなさそうな作業は、まずサイクルベースあさひへ相談。その後プロショップ

 

定期的なグリスアップは必要だな。立秋過ぎたらグリスアップを考えよう。春分秋分が良いかと思ったけど春は寒くて長袖だよね。服が汚れそうだ。まぁ半袖、半ズボンで過ごせる秋のシーズン前にグリスアップをしてしまうのが幸せなサイクリングライフになりそうだわ。ここを怠ると、異音発生したりして週末のサイクリングの予定が潰れる可能性があるからね。グリスアップの適切な間隔がわからないが一年に一回かな?とりあえず記録しておいて来年またいじってみようっと

 

 

 

あとはSPDサンダルのクリート固着防止のため一年ぶりにグリスアップ。グリスはなくなっていたが、固着することなくネジを緩めることができた。ギリなんとか持ってたって感じ。その前は、ネジを切断する大仕事になったんだよね。信号で止まるときに脱着が多くなる左足側のクリートの方が摩耗しているかと思ったら、見た目左右同じだね

 

 

で、ボトルケージもグリスアップで今回はとりあえず様子見。ハンドルバー周りはまた今度にしよう

サイクルボトルについて考えた。バルブキャップ+ペットボトルがいいよね

固着防止に外してみたミノウラのボトルケージの耐久性よく20年以上?使っている。最初はMTBの荒れ地でタフな使い方をしていたがなかなか壊れないね。実際には針金と土台の溶接部が壊れているけれども接着剤で補修してタイラップで補強して使えている。なんかエコでいいよね。ほんとはロウ付けしなおして再利用したいけど買った方が安いという経済の法則

 

 

最初の頃はサイクルボトルを2~3本使ってみたがプラスチック臭さに耐えきれず、ライドスタイルが変わりキャメルバッグに移行し、そしていつの間にかペットボトルを使うようになっていた。ペットボトルは中身が見える。要らなくなったら捨てられる、その場で捨てられなくても潰して荷物の容積が減る。なんといっても軽いという利点ばかり。ペットボトルにスクイズキャップを付けて運用していたんだけど、欧州旅行でエビアンの赤いスポーツキャップが秀逸なのに気づいた。試しに使ってみようと空きボトルを3本持って帰ってきて運用中。ちょっとボトルが太め(Φ80mm)なんだけどケージをぐにって曲げて無理やり使えてる

 

 

いろいろ調べてみると、このキャップはバルブキャップっていうんだね。スクイズボトルのキャップに比べると以下の点で優れている

・フタがついているので飲み口が汚れない

・飲みやすい

・フタがなくならない。片手で開閉可能

・蓋の閉まった状態で水がもれない

・750mlという大容量

 

と非常にサイクリング用途に適している。ただこのエビアンのスポーツキャップは日本のペットボトルには嵌合しなかった。また残念ながら日本で発売されていない。非常に使いやすいので壊れるまで使おうっと。似たようなキャップないか探してみたよ

 

あるもんだね。ドイツ製で日本のペットボトルに合うやつだって。


ヨドバシカメラで売っているね。5個で¥935。

https://www.yodobashi.com/product/100000001003617202/

 

 

アマゾンにも別メーカー製品あるが、4つで2000円とか、1つで700円。ちょっと高すぎだよね。黒ってのがなんかな。ドイツ製のほうがリーズナブルでいい感じするよね

 

まぁただわざわざこれのために買うのももったいないというとことあり、いつか日本のメーカーでもバルブキャップ対応してほしいよね。

 

 

 

ボトルのサイズも調べてみたよ

基本のサイクルボトルは 600ml Φ7.3cmなんだね。

 

ペットボトルは

500mlサイズ Φ6.5cm

600mlサイズ Φ7.2cm

伊藤園健康ミネラルむぎ茶 670mlボトルサイズ

コーラとか炭酸飲料700mlサイズ

エビアン750ml Φ8.0cm

 

 

これの次の1000mlくらいになっちゃうともうサイクリング中に片手で飲むにはとりまわしが辛いよね。フレームに収まるの?って問題もあるし。リットル越えるならハイドレーションバッグが実用的なんだろうな

 

ミノウラのボトルケージAB-100に600~700mlのペットボトル。そしてドイツ製バルブキャップが多分俺的には最強かな

 

 

 

 

ギシギシ異音沼。うーむ

うーむ。ギシギシ異音沼にハマった。昨日は100キロ超えのライド、なんの問題もなかったのに今朝はギシギシうるせえ。かなりうるさいのでライド1は中止し帰宅、色々いじってみる。昨日は帰宅後左クランクアームを交換した。変化点はここだけ、一旦取り外し再度組み付けてみるが症状は改善せず。なんだ?とおもったら右クランクの固定ボルトが緩んでいた。ふぅ、ここか。症状は改善したのでプランBのモリコロを目指す

 

今日は気分を変えて矢田川経由、途中尾根幹チックな道路を発見、いい感じじゃん。モリコロパークを2周した、サイクリングコースから見える景色に11月開園するというジブリパークの面影は全くなし。展望台からドンドコ森が見えるかと思ったら、展望台は封鎖。なんかいやらしいな

 

 

 

 

香流川沿いに家に帰ろうと思ったら、交差点が改悪され、横断歩道がなくなった。なんでそんな事するの?長久手のイケアの前に公園ができていて日時計っぽいのがあるのだがどうやって使うのかよくわからない。家に帰ってぐぐってみるとアナレマティック日時計っていうんだって。多分その月の場所に立って影の方向を見ると太陽事がわかるってやつなんだな。すぐに直感的に理解できずなんかヤキが回った感じだ

 

 

家に帰ってスガキヤあんかけスパを作った。うめー。そのあと、サドルのヤグラを丁寧にグリスアップしながら組み付け直した。まだギシギシ音止まらない。まぁいいや。しばらく試行錯誤してみよう。あとは、ペダル軸かBBかな?

 

 

 

世界一の美濃焼こま犬を見に行ってきたぜ!

台風15号は9時に温帯低気圧に変わったんだって。久しぶりに雨沢峠から明智方面を目指してみる。涼しくていい感じだわ。途中、お年を召したローディに余裕でぶち抜かれる。世界一の美濃焼こま犬を拝んだ。ありがたや。あとは久しぶりに三国山展望台にも登ってみたが、御嶽山は雲に覆われ観測できず。久しぶりの100km超えライド。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

異音発生!クランク固着!BBグリスアップ、サイクルベースあさひやるじゃんの巻 220919

ここ2週間ほどギシギシ異音発生、サドル、シートポスト、ペダル軸までは問題ないこと確認。残るはクランクもしくはBB?しゃーないか。中古で一年前に購入してから一度もグリスアップしてないしいじってみるかと、クソ硬い左クランクアーム取り外し失敗。コッタレス抜きのネジ穴壊してしもうてツルツル。やば、抜けん。

 

 

ぐぐってみると、ギアプーラーとかいう工具で引き抜ける可能性あり。ただ現物見ないで購入しても爪がキチンとかんで使えるかどうかわからん。ま、クランクの固着なんて日常茶飯事だろ?ここは経験豊富な専門店に頼るしかねえ。工具さえあればサクッと引き抜くだけの簡単なお仕事だろ?と駅前の個人経営のMTBショップへ

 

店長いわく「これ切断か破壊しかないね、費用は時間単価だからわからん。作業立て込んでるんでいつ取りかかれるかもわからんよ」とツッケンドンな対応。うわっ、ヤベ。そうなの、意外と重症?費用かかりそうだ。とりあえず退却

 

ダメ元でサイクルベースあさひへ持ち込む。「今の作業が終わったらやってみましょう」5分ほど作業中の自転車のメンテを終わらし、整備員は作業に取り掛かる。ん?コッタレス抜きで挑戦。手応えがあったらしく、もし外れたら1000円ほどの工賃かかりますけどいいですか?と。モチロン。ものの3分で固着したクランクは外れた。どうやったんですか?と聞くと、「ソケットレンチをあててコッタレス抜きをキチンとねじ込んだのです。よかったですね」と。やっぱ大手だわ。整備員の知識とか資格とか経験が豊富なんだな。よく考えたら個人経営のお店って、自分の経験と勘だけが頼りだから、人による当たり外れ大きいよね。切断とか破壊とか大事にならず良かった。あぶねー。セカンドオピニオンの大切さを実感したよ。結局工賃は660円。あさひさんありがとう。店員さんにホント助かりましたとお礼をいって帰宅した

 

ここまでやったら、禁断のBBも固着していないか確認したくなるよね。

前の自転車をホローテック2化するために2016年に購入し一回だけ使ったBB工具を久しぶりに引っ張り出した。新車で一年なのに、前回もBB固くて足で踏んでたら、鉄板がぐにって曲がっちゃった。強度が心配だなぁ、他のやつ買おうかなと思ったけどよく見たら1/2インチ角のレンチ穴がついてる。これで試してみた。これいいわ両手を使えて意外と使い勝手良し。力はオフセットハンドルで加えてバイクハンドの工具の柄で抜けないように抑える役割分担ができる。

 

左側はサクッと回ったけど、右がカテー。手じゃ無理。足で体重を乗せるようにギュッギュッと何回か踏みつけていくと回った!やったー!

 

 

武器にも使えるオフセットハンドルは力を入れやすくていいね。単なる金属の棒だから硬い。足で踏みつけ体重のっけてもいいし、禁断のパイプ延長でも使える。安物でいいので一本持っておくと重宝するよ

 

 

こういうのもあるけど、両手で作業できるハンドル付きがいいかな?

ホローテックのやつもあるね

 

 

 

早速フレームを確認、きったねー!さすがクロモリ、なんだかんだ言っても鉄パイプ。サビサビ、これが異音の原因カモネ。パーツクリーナーを吹いて、ワイヤブラシでゴシゴシして清掃。

 

 

取り出したBBは何年地中に埋まっていたんだ?という感じ

 

 

中華製?と思われ。傷が多くてメーカー名とかスペック読めないのだが、判読していくとシェル幅68mmと軸長113.5mmみたいだ。シマノのBB-UN300で1450円。来年のメンテ時に交換しようかな。メモ:右ワンの取り付けは結構固め。タップなめちゃうんじゃじゃないの?ってくらい。来年はBB交換しよう

 

 

で、サイクルベースあさひで固着を外してもらった左クランクアームは交換することとした。メルカリ漁ってもいいブツがなく、結局アマゾンでポチった。安くていい感じのクランクアームがあったんだけど長さが170mm固定。俺190センチだからさすがに短すぎ?

 

チェーンリングボルト止めでフロントシングル化可能なシマノの最安クランクセットはこれAcera FC-M361ってやつ。あまり聞かんな。¥5,211円也。まぁ、買えない値段でないけど、最近財布が辛いんだよね。今の右クランクは問題ないのにこの出費はイテー

 

 

Altus FC-M311とTOURNEY FC-TY501はリベット止めでリング交換できねー。エコじゃないけどシマノも商売だからしょうがないか

 

シマノ (SHIMANO)のリペアパーツ左クランクを発見。¥1,540也。左クランクアームは憧れのシマノ製。右クランクはバニラのSRサンツアー製の異種混合の組み合わせでやってみよう。クランク長合ってるからダイジョブだろ?どうしてもダメならAceraを買い直すか

 

極めてやる気のない商品イメージだが、黒でありますように。月曜に発注して納品は土曜日だって、まぁいいけど時間かかるようになったなぁ

 

 

まぁ、トーゼンだけど。交換しても違和感なし。重量は275グラム程度で変化なし

 

 

で、いろいろ回り道したけどギシギシ音はとりあえず解消?かな

あと固着防止にシートポストもグリスアップして、シートのヤグラも組み直したよ。

ヘッド周りや、ボトルゲージも固着の危険がある箇所なので今度グリスアップしておこう。

 

これで一年は大丈夫かな?

 

しかし、10数年ぶりにショップ訪問、修理をお願いしたよこの経験を踏まえて

今度から自分の手に負えなくなったらまずは

サイクルベースあさひ

・プロショップという順番に回ろう

 

手におえなさそうな症状は以下の感じかな。あとは自分でやれそうだ

・加工(タップの切り直しとか)系

・固着系

の専門工具が必要なやつ

・ホイールの振れ取り(自分でやるといまいちキマらん、こんどあさひの腕がどれくらいか試してみよう)

 

こんなところかな。いい経験でした

こういうのこそきちんと残しておかないとね